クセルクセス
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クセルクセス(ギリシア語: Ξέρξης Xérxēs クセルクセース/クセルクシス)は、古代ペルシア語の男性名のギリシア語形である。古代ペルシア語ではフシャヤールシャー(古代ペルシア語: 𐎧𐏁𐎹𐎠𐎼𐏁𐎠 x-š-y-a-r-š-a(Xšayar̥šā)<xšayar̥šan-(フシャヤールシャン)<xšaya-(支配する)+r̥šan-(英雄、男))といい、この名は「英雄、男を支配する」を意味する[1]。という。ギリシア語形からこの名の派生形と誤解されやすいペルシアの男性名アルタクセルクセス(古代ペルシア語ではアルタフシャサー)は、この名とは関係ない。
七十人訳ではアスエロス(ギリシア語: Ἀσουήρος Asouḗros アスーエーロス/(アスイロス))という。日本語ではアハシュエロス(タナハ/旧約聖書の訳から)、クシャヤールシャンなどともいう。
他言語
[編集]この名は以下の名に対応する[1]。
- アラム語: 𐡇𐡔𐡉𐡓𐡔/𐡇𐡔𐡉𐡀𐡓𐡔/𐡀𐡇𐡔𐡉𐡓𐡔 ḥšy(ʾ)rš/ʾḥšyrš
- エラム語: ik-še-ir-(iš-)šá
- アッカド語: ḫi-ši-ʾ-ar-šá/--ši/aḫ-ši-ia-ar-šúなど
- エジプト語: ḫšyꜣršꜣ/ḫšy(ꜣ)rš
- ヘブライ語: אֲחַשְׁוֵרוֹשׁ ʾĂḥašwērōš アハシュヴェーローシュ/(アハシュヴェロシュ)
- ラテン語: Xerxes クセルクセース(クセルクセス)、またはAssuerus アッスエールス(アッスエルス) (ウルガタ)
- イタリア語: Serse セルセ
- 新ペルシア語: خشایارشا/خشایار Xašāyār(šā) ハシャーヤール(シャー)
人物
[編集]- クセルクセス1世(フシャヤールシャー1世) - 最も有名なクセルクセスである。この人物はタナハ/旧約聖書の『エステル記』、『エズラ記』に登場するペルシア王クセルクセスであるとされている。
- クセルクセス2世(フシャヤールシャー2世)
- その他
その他
[編集]脚注
[編集]- 1 2 Rüdiger Schmitt (2011). “XERXES i. The Name”. イラン百科事典