カモメに飛ぶことを教えた猫

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『カモメに飛ぶことを教えた猫』(カモメにとぶことをおしえたねこ、原題:Historia de una gaviota y del gato que le enseño a volar)(1996年)はチリの小説家ルイス・セプルベダによる児童小説である。また2019年劇団四季によってミュージカル化された。[1]

小説のあらすじ[編集]

黒猫ゾルバは瀕死の母カモメケンガーから願いを託される。その願いは雛に飛ぶことを教えるというものであった。

書籍情報[編集]

  • ルイス・セプルベダ/河野万里子『カモメに飛ぶことを教えた猫』白水社、1998年5月。
  • ルイス・セプルベダ/河野万里子『カモメに飛ぶことを教えた猫』白水社〈白水社Uブックス〉、2005年11月。

劇団四季によるミュージカル化[編集]

劇団四季としては26年ぶりとなるオリジナルファミリーミュージカルである。

スタッフ[編集]

演出:山下純輝

台本・作詞:劇団四季 企画開発室

作曲・編曲:宮崎誠

振付:萩原隆匡

装置デザイン:喜多川知己

照明デザイン:井上登紀子

衣装デザイン:岳彤

音楽監督:浪江暢子

演出助手:岩城雄太

キャスト[編集]

メインキャスト[編集]

役柄 俳優名 初出演日
ゾルバ 笠松哲朗 2019年4月20日
厂原時也 2019年4月23日
フォルトゥナータ 横田栞乃 2019年4月20日
前田更紗 2019年4月23日
大佐 志村要 2019年4月20日
荒木勝 2019年4月23日
秘書 三宅克典 2019年4月20日
片山怜也 2019年4月23日
博士 奥田直樹 2019年4月20日
青木朗 2019年4月23日
ブブリーナ 辻茜 2019年4月20日
宮澤聖礼 2019年4月23日
マチアス 町田兼一 2019年4月20日
明戸信吾 2019年4月23日

上演記録[編集]

脚注[編集]

  1. ^ カモメに飛ぶことを教えた猫”. 日本経済新聞 (2019年4月15日). 2023年12月7日閲覧。

注釈[編集]

外部リンク[編集]