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エルバ公国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エルバ公国
Principato d'Elba
フランス第一帝政 1814年 - 1815年 トスカーナ大公国
エルバの国旗 エルバの国章
(国旗) (国章)
エルバの位置
ヨーロッパにおけるエルバ公国の領域
首都 ポルトフェッラーイオ
エルバ公
1814年 - 1815年 ナポレオン・ボナパルト
変遷
フォンテーヌブロー条約により成立 1814年4月
現在イタリアの旗 イタリア

エルバ公国イタリア語: Principato d'Elba)は、1814年から1815年まで存在した、エルバ島を領土としていた君主制国家。

1814年フォンテーヌブロー条約にもとづき、退位したフランス皇帝ナポレオン1世に対し、トスカーナ大公国の領土だったエルバ島の主権を認めて成立した独立国である[1]

フォンテーヌブロー条約ではフランスからのナポレオンに対する歳費が約束されていたが、フランス国王ルイ18世は支払いを拒否した[2]。これによる財政的困難が、ナポレオンにエルバ島からの脱出を決意させる大きな要因となった[2]

出典

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  1. ^ 野村(2019), p. 55.
  2. ^ a b 野村(2019), p. 57.

参考文献

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  • 野村啓介『ナポレオン四代:二人のフランス皇帝と悲運の後継者たち』中央公論新社中公新書〉、2019年2月25日。ISBN 978-4-12-102529-6 

関連項目

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