ウーマン・トーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ウーマントーン (Woman tone) とは、エレクトリックギターにおけるサウンドの一種。エリック・クラプトンが、1960年代に好んで使っている。

ハムバッキングピックアップを搭載したエレクトリックギターにより、トーンを絞り高域をカットして音作りをする。ピックアップはフロント側のトーンボリュームを0で使うが、リア側によるものや、ミックスで片方のピックアップのトーンボリュームを0にすることなどでも得ていることがある。

ウーマントーンを出すにはハムバッキングピックアップが必需とされるが、ウーマントーンの代表曲である「Sunshine of your love」(クリーム)はフェンダーストラトキャスターでレコーディングされたという説も存在する(ストラトキャスターのピックアップはハムバッキングではなくシングルコイル)。 またトーンを0にしたのではなくワウペダルを踏み込んだものとも思われる