ウスマシンタ川
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ウスマシンタ川 | |
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延長 | 800 km |
平均流量 | 900 m³/s |
流域面積 | 106,000 km² |
水源 | ペテン地方(グアテマラ) |
水源の標高 | -- m |
河口・合流先 | グリハルバ川(メキシコ) |
流域 |
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ウスマシンタ川(ウスマシンタがわ、スペイン語: Río Usumacinta)は、グアテマラおよびメキシコを流れる中央アメリカ最大の川である。
グアテマラのペテン地方を主な水源とし北に流れ、下流でグリハルバ川に合流する。流路の一部はグアテマラとメキシコの自然国境となっている。流域には南北アメリカ大陸最北の熱帯雨林が広がり、湿原やラグーンにも恵まれる生物多様性の豊かな地域である。Parque Nacional Laguna del Tigre(グアテマラペテン県)とReserva de la Biosfera Pantanos de Centla(メキシコタバスコ州)がラムサール条約に登録されている。河岸にはヤシュチラン、ピエドラス・ネグラスなどのマヤ文明の遺跡が見られる。近年、森林の伐採、道路の建設、油田の開発による自然破壊の進行が危惧されている。