ウォルター・クロプトン・ウィングフィールド
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ウォルター・クロプトン・ウィングフィールド(Walter Clopton Wingfield, 1833年10月16日 - 1912年4月18日)は、ウェールズ出身の軍人、発明家。テニスの原型となったローンテニスの考案者。ローンテニスは、ギリシア語でボールゲームという意味であるスフェリスティキ(ギリシア語:σφαιριστική)と呼ばれた。ほかにもバタフライ・バイシクル(butterfly bicycle)と呼ばれるものを発明した。
ロッサル・スクールを卒業して、ウェールズ北部の小さな村に住んでいた。1873年にはグウィネズ州のクリケッスでローンテニスを家への客との娯楽のために考案し、新しいスポーツとして特許を獲得した。またローンテニスに関する書籍も2冊出版している。その後は王室のボディーガードを務めた。1997年に国際テニス殿堂入りした。
参考文献
[編集]- Bud Collins, “Total Tennis: The Ultimate Tennis Encyclopedia” Sport Classic Books, Toronto (2003 Ed.) ISBN 0-9731443-4-3 彼の生年月日が「1833年10月16日」と明示されている。
- ジャンニ・クレリッチ著『テニス500年』(虫明亜呂無訳、講談社、1978年) 第7章「ウィングフィールド少佐の発案」は、日本語訳書では62-67ページにある。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ウォルター・クロプトン・ウィングフィールド - 国際テニス殿堂のプロフィール
- ウィキメディア・コモンズには、ウォルター・クロプトン・ウィングフィールドに関するカテゴリがあります。