虫明亜呂無

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虫明 亜呂無(むしあけ あろむ[1]1923年9月11日 - 1991年6月15日)は、日本作家評論家随筆家翻訳家

人物・来歴[編集]

東京府東京市本郷区(現在の東京都文京区湯島生まれ。開成中学校(旧制)を経て早稲田大学(旧制)文学部仏文科卒。早大文学部副手を経て、雑誌『映画評論』編集部に所属。ドナルド・リチーの評論の翻訳などを行う。

フリーとなった以降は、文芸批評、映画評論、スポーツ評論、競馬エッセイなど、独特の美的文体と幅広い知識により、多彩な活動を行う。1979年には小説『シャガールの馬』で直木賞候補となった。また記録映画『札幌オリンピック』の脚本も担当した。

1983年脳梗塞で倒れ、長年の闘病生活を経て、1991年、肺炎のため68歳で死去。

著書[編集]

  • 『スポーツへの誘惑』珊瑚書房 1965
  • 『スポーツ人間学』毎日新聞社 1968
  • 『わたしの競馬教室』文藝春秋 1969
  • 『愛されるのはなぜか』青春出版社 1975
  • 『ラグビーへの招待』平凡社カラー新書 1975
  • 『サラブレッド』青樹社 1976
  • 『クラナッハの絵』北洋社 1977
  • 『シャガールの馬』講談社 1978、旺文社文庫、1985
  • 『ロマンチック街道』話の特集 1979
  • 『時さえ忘れて』グラフ社 1982
  • 『虫明亜呂無の本1 肉体への憎しみ』玉木正之編 筑摩書房 1991/ちくま文庫、1996
  • 『虫明亜呂無の本2 野を駈ける光』玉木正之編 筑摩書房 1991/ちくま文庫、1996
  • 『虫明亜呂無の本3 時さえ忘れて』玉木正之編 筑摩書房 1991/ちくま文庫、1996
  • 『女の足指と電話機 回想の女優たち』清流出版 2009/中公文庫、2016
  • 『仮面の女と愛の輪廻』清流出版 2009、人物スケッチ集
  • 『パスキンの女たち』清流出版 2010、短編小説集

共著・編著[編集]

訳書[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 佐久間英『お名前風土記』104頁によると本名である。