イェスタ・ヴィンベルイ
イェスタ・ヴィンベルイ（Gösta Winbergh, 1946年12月30日 - 2002年3月18日）[1][2][3]は、スウェーデン出身のテノール歌手[4][5][6][7]。
ストックホルムの出身。建築工学を学びつつ、1960年代にはロック・バンドで活動していた。1970年からストックホルム音楽大学でエリク・セデーンに声楽を学び、1973年にイェーテボリでプッチーニの『ラ・ボエーム』でロドルフォ役を歌ってデビューを飾った。また、デビューした年にスウェーデン王立歌劇場に参加した。1974年にはサンフランシスコ歌劇場に登場してモーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』でドン・オッターヴィオ役を歌ってアメリカ・デビューを飾った。1981年からスウェーデン王立歌劇場の専属を離れ、欧米各地の歌劇場に客演を重ねた。1983年にはメトロポリタン歌劇場に初登場し、以後常連として数々の上演に参加した。
ウィーン国立歌劇場でベートーヴェンの『フィデリオ』にフロレスタン役として出演した数日後に、ウィーンにて心臓発作により急逝した。
脚注[編集]
- ^ イェスタ・ヴィンベルイ - IMDb（英語）
- ^ Blyth, Alan (2002年3月21日). “Gösta Winbergh”. theguardian.com. オリジナルの2018年6月17日時点におけるアーカイブ。 2018年6月7日閲覧。
- ^ Kennedy, Michael; Bourne, Joyce (2004) (英語). The Concise Oxford Dictionary of Music. p. 797. ISBN 9780198608844. OCLC 448351041
- ^ “Tenor Gösta Winbergh”. 2018年6月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月17日閲覧。
- ^ イェスタ・ヴィンベルイ - Discogs
- ^ “Gosta Winbergh, 58, Swedish Opera Star”. The new York Times. (2002年3月23日). オリジナルの2018年6月17日時点におけるアーカイブ。 2018年6月7日閲覧。
- ^ イェスタ・ヴィンベルイ - オールミュージック
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