ムラサキウマゴヤシ
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ムラサキウマゴヤシ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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![]() Medicago sativa
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Medicago sativa L. [1] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ムラサキウマゴヤシ[1] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Alfalfa | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
亜種 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ムラサキウマゴヤシ(紫馬肥やし、英: Alfalfa、Medicago sativa)は、マメ科ウマゴヤシ属の多年草。中央アジア原産。アルファルファ、ルーサンとも呼ばれる。
特徴[編集]
頑丈な根株から多数の茎を叢生し、伸びると1m程になる。夏に濃紫色から白色の蝶形花を付ける。
根が地中5~10mにも達するため、干害に強い。
利用[編集]
牛などに与える牧草として使われるほか、スプラウトの状態でサラダなどに使う。根が地中5~10mにも達して栄養分を吸い上げることと、根粒菌の共生により、乾燥重量あたりの栄養価は非常に高いが、牛はさほどこの草を好まない。下記の理由から、日本ではアルファルファ乾燥飼料のほとんどを海外からの輸入に依存している。
1980年代に日本国内で健康食品として流行したが、ほどなくして下火になる。しかし最近では加工されサプリメントとして販売されているほか、スプラウトブームで再び注目され始めている。
研究については、酪農学園大学などで行われている。日本では明治時代に導入されたが、多湿で酸性土壌の多い日本での生産は定着せず、ごく一部が野生化するに留まっていた。しかし、近年では北海道の農研機構(農業・食品産業技術総合研究機構)及び雪印種苗により耐病性・耐寒性を持たせた新品種が開発され、栽培が広まっている。
生産量[編集]
2007年のアメリカでの生産量は、平均で1acあたり3.35t(1haあたり8.375t)、総量は7,257万tである。
ギャラリー[編集]
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 平野隆久(写真)『野に咲く花』林弥栄(監修)、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、1989年、269頁。ISBN 4-635-07001-8。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- "Medicago sativa L." (英語). Integrated Taxonomic Information System. 5月17日.
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- "Medicago sativa L." - Encyclopedia of Life (英語)
- いがりまさし. “ムラサキウマゴヤシ”. 植物図鑑・撮れたてドットコム. 2011年5月17日閲覧。
- アルファルファ(ウマゴヤシ/ムラサキウマゴヤシ) - 「健康食品」の安全性・有効性情報(国立健康・栄養研究所)
- アルファルファの特性と品種について - 雪印種苗