アファネランマ

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アファネランマ
Aphaneramma12DB.jpg
アファネランマ
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 両生綱 Amphibia
亜綱 : 迷歯亜綱 Labyrinthodontia
: 分椎目 Temnospondyli
上科 : トレマトサウルス上科
Trematosauroidea
: トレマトサウルス科
Trematosauridae
: アファネランマ属
Aphaneramma
Trematolestes hagdorni

アファネランマAphaneramma)は三畳紀前期に世界各地に繁栄していた絶滅両生類であるトレマトサウルス科に属する動物。この科は両生類で唯一海に進出したことで知られるが、アファネランマ属も淡水域から汽水域まで広く生息していた。全長2m程度。

特徴[編集]

以下のような特徴がある。これらはトレマトサウルス科全般に共通するものである。

  • 完全な水生。外見は魚食性のワニであるガビアルによく似ている。
  • 幅の狭く丈の高い頭骨と魚を捕えるのに適した細長い吻部を持ち、発達した側線系と小さな四肢がある。
  • 椎骨は、この時期の迷歯類に典型的に見られる全椎型(単純な形の間椎心のみからなる)ではなく、対を成す側椎心という原始的なラキトム型の特徴を留めていた。
  • トレマトサウルス科は三畳紀後期にはもう見られなくなった。三畳紀中期から発展し始めた水生爬虫類との競争に敗れたのだろうか。