アイ・ワンダー (1944年の曲)
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「アイ・ワンダー (I Wonder)」は、セシル・ギャントが書き、「セシル・ギャント二等兵 (Pvt. Cecil Gant)」名義で最初に録音した1944年の曲。ブロンズ (Bronze) レーベルからリリースされたオリジナル盤は、ジュークボックス・レイス・レコード・チャート (the Juke Box Race Records chart) で首位に立ち、ギャント二等兵にとって最大のヒット作となった[1]。1945年2月には、ピアニストのルーズヴェルト・サイクス (Roosevelt Sykes) によるバージョンが首位に立った。サイクス盤は、ギャント二等兵盤に代わってジュークボックス・レイス・レコード・チャートの首位に立ったのであった[2]。
その他のカバー
[編集]- 1945年には、歌手ウォレン・エヴァンス (Warren Evans) によるバージョンも、ジュークボックス・レイス・レコード・チャートの首位に立った[3]。
- 1945年には、ルイ・アームストロングも自身のバージョンを吹き込み、ジュークボックス・レイス・レコード・チャートで最高3位まで上昇した[4]。
- アレサ・フランクリンは、アルバム『アレサ・アライヴス』(1967年)にこの曲を収録している。
- アメリカ合衆国のR&B/ブギウギのピアニストで歌手のリトル・ウィリー・リトルフィールド (Little Willie Littlefield) は、アルバム『The Red One』(1997年)にこの曲を収録している。
脚注
[編集]- ^ Whitburn・1990年 223頁
- ^ Whitburn・1990年 563頁
- ^ Whitburn・1990年 193頁
- ^ Whitburn・1990年 33頁
参考文献
[編集]- Whitburn, Joel (2004). Top R&B/Hip-Hop Singles: 1942-2004. Record Research。
先代 「Somebody's Gotta Go」 クーティ・ウィリアムスと彼の楽団 (Cootie Williams and His Orchestra) |
『ビルボード』誌ジュークボックス・レイス・レコード・チャート シングル第1位 セシル・ギャント二等兵盤 1945年2月17日 |
次代 「I Wonder」 ルーズヴェルト・サイクスと彼のピアノ |
先代 「I Wonder」 セシル・ギャント二等兵 |
『ビルボード』誌ジュークボックス・レイス・レコード・チャート シングル第1位 ルーズベルト・サイクス盤 |
次代 「Tippin' In」 アースキン・ホーキンスと彼の楽団 (Erskine Hawkins and His Orchestra) |