まる鍋

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まる鍋

まる鍋(まるなべ)とは、スッポンを使った鍋料理。主に京都を中心とした関西地方の料理である。

材料はスッポンと野菜。家庭でも作れるが、専門店ではスッポンの出汁が染みついた年代物の土鍋を使うこともある。さらに、コークスを使った強い火力で炊き上げる店も存在するが、この場合は野菜を入れずにスッポンのみを使う。

鍋の具を食べ終わると、残りの汁で雑炊を作ることが一般的である。専門店では上記の土鍋を使うことから、漫画『美味しんぼ』の一編「土鍋の力」には水を張っただけの土鍋から染み出た出汁で雑炊を作れると紹介されている[1]

作り方[編集]

  1. 鍋に水を張り、スッポンを入れて沸騰させる。
  2. 調味料(砂糖醤油程度)で味の濃さを調整する。
  3. 野菜を加えて完成。

コークスを用いた調理法[編集]

上述のコークスを用いたスッポン鍋は、何度もその炎にかけて充分に鍛えてから、調理に使用される。しかし、普通の土鍋は基本的に2000度の温度にもなるコークスの炎には耐えられないため、専用の分厚いものが用いられる。それでも大半の土鍋は鍛える過程で割れてしまい、実際に調理に使用できるまでに「育つ」ものはごくわずかである(100個に1個とも言われるが、その鍋も半年しか持たないと言われている)。

出典[編集]

外部リンク[編集]