ぶつぶつ川

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ぶつぶつ川
Butsubutsu river1.JPG
中央奥の細い川がぶつぶつ川
水系 二級水系 粉白川
種別 二級河川
延長 0.0135 km
河口・合流先 粉白川(和歌山県)
流域 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
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ぶつぶつ川の起点

ぶつぶつ川(ぶつぶつがわ[1])は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町粉白(このしろ)地区を流れる二級河川である[2]。全長は13.5 m、川幅は1 m前後[2]。2008年の二級河川指定により、河川法上の川としては日本国内で最短となった[2]

それ以前に短いと知られていた川として、同じ二級河川で北海道島牧郡島牧村を流れる全長30 mのホンベツ川山形県最上郡真室川町を流れる全長15 mの準用河川である東町塩野川[2]がある[2]

概要[編集]

粉白川に流れ込む支流で、水源湧き水である。合併前の『下里村誌』(1918年)には、川底からが湧き出る様子から「俗にブツブツと称す」と書かれており、気泡がぶつぶつと出てくる様子から名前が付いたとされる[2]。周辺住民は現在でも飲み水や食品を洗うのに使っており、2011年の水害による断水時には飲用水を求める人が行列をなした[2]

2008年10月21日に県によって二級河川に指定され、日本最短の法定河川となった[3][4]。これを機に地元住民は「ぶつぶつ川周辺を美しくする会」をつくり、環境保全に努めている[2]

ぶつぶつ川とその周りには2008年の調査で256種の植物が確認されている。イワダレソウヒトモトススキ等絶滅が心配される貴重な植物も発見された[5]。水中にはかつてアユウナギも見られた[2]

脚注[編集]

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出典[編集]

  1. ^ ぶつぶつ川(ぶつぶつがわ)”. 地域の人がすすめる熊野古道の新たな魅力100選. 2021年12月6日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i “日本一短い川の「ぶつぶつ川」 大水害時は「命の水」に”. 朝日新聞デジタル. (2020年7月30日). https://www.asahi.com/articles/ASN7Z45RZN7PUTIL00J.html 2021年4月1日閲覧。 
  3. ^ 13.5メートルの日本一短い川 那智勝浦町の「ぶつぶつ川」紀伊民報』 2008年10月21日 Archived 2008年10月23日, at the Wayback Machine.
  4. ^ ぶつぶつ川の2級河川指定について | 和歌山県” (日本語). 和歌山県 県土整備部 河川・下水道局 河川課. 2018年9月1日閲覧。
  5. ^ 「日本一短い川に256種確認、貴重な種も ぶつぶつ川の植物調査」『紀伊民報』2008年12月25日 Archived 2011年9月10日, at the Wayback Machine.

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯33度34分19.5秒 東経135度54分57.6秒 / 北緯33.572083度 東経135.916000度 / 33.572083; 135.916000