はこだて冬フェスティバル

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はこだて冬フェスティバルは、北海道函館市で冬季間に行われている観光誘致イベント。以前はまちづくり(地域振興)の意図もあった。旧市街地で行われている。

概要[編集]

五稜郭ファミリーイベント(新市街地寄りの旧市街地)

函館では冬季間に子供が楽しめるイベントが少ないため、1986年昭和61年)から市民団体のえぞ共和国が函館市の観光行政に憤っていた商店主と協働し[1]五稜郭公園で同イベントの「五稜郭ファミリーイベント」としてゲームや抽選会などを行ってきたまちづくりイベントである。1990年平成2年)からは陸上自衛隊の協力で雪像滑り台を製作。女性が騎手役として乗ったソリを男性が赤いふんどし姿で引っ張り競争する「赤ふんダービー」が人気だった。しかし主催メンバーの高齢化により続けることは困難になり、2013年(平成25年)に市民向けイベントは終了した[2][3][4]

西部地区観光イベント(旧市街地)

観光誘致を目的に函館市旧市街地の一部(旧・函館区<宇須岸、のちの箱館>)で行われているライトアップイベントである[5]

脚注[編集]

  1. ^ "まだ、生きてるヨ~" えぞ共和国フェイスブック 2021年5月6日更新 2024年3月12日閲覧
  2. ^ "冬フェス開幕 赤ふんダービー見納め 「五稜郭イベント」今年で終了" 函館新聞 2013年2月10日10時47分更新 2024年2月25日閲覧
  3. ^ "えぞ共和国" 函館市地域交流まちづくりセンター 2008年1月14日15:07更新 2024年2月25日閲覧
  4. ^ "北晨寮.net2013年2月9日更新" 北海道大学水産学部北晨寮自治会 2024年3月12日更新
  5. ^ "はこだてイルミネーション" 函館市公式観光情報 はこぶら

関連項目[編集]

外部リンク[編集]