うぉっしゅ
うぉっしゅ | |
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監督 | 岡﨑育之介 |
脚本 | 岡﨑育之介 |
出演者 |
中尾有伽 研ナオコ |
音楽 | 永太一郎 |
撮影 | 江成隼 |
制作会社 | 6オクターブ |
配給 | |
公開 | 2024年(予定) |
上映時間 | 114分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『うぉっしゅ』(英題:英: Wash)は、2024年に公開される予定の日本映画。中尾有伽と研ナオコのW主演映画で、監督はこれが長編第2作目となる岡﨑育之介。
2023年1月5日にクランクイン、2023年1月20日に撮影が終了した。
『人を洗う、一週間の二重生活〈ダブルワーク〉』
人を"洗う"こと、人に"忘れられる"ことをテーマとしている。
あらすじ[編集]
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ある日、ソープ店で働く加那(主人公)に母から電話があり、「入院することになったため、一週間だけ祖母の介護をしてほしい」と頼まれる。職場の上司に迷惑をかけることを謝罪すると言い出す母親に、仕事のことを隠していた加那は折れて介護を引き受けることになってしまった。翌日から 実家とソープ店を行き来して“人の身体”を洗い続ける二重生活〈ダブルワーク〉が始まった。
疎遠だった実家に数年ぶりに会う祖母。緊張と面倒な気持ちを隠して対面するも、紀江(祖母)は 認知症が進み、孫である加那の名前すら覚えていなかった。会話の通じない祖母に対し、加那は慣れない介護に奮闘する。毎日のように“初対面”を繰り返すうちに、加那は「どうせ忘れる」相手だからこそ仕事のことを自由に打ち明けられることに気付く。友人も交え、次第に 介護の楽しさを見つけていく。
時間の経過とともに二人は心を近付けていく。すると祖母の知らなかったこれまでの人生が垣間見え、加那は自分自身のことを見つめるきっかけを持つことになるのだった……。
登場人物[編集]
- 磯貝加那
- 演 - 中尾有伽
- 主人公。ソープ嬢としての名前は「コユキ」。
- ソープ店勤務だが、地元の人間には「不動産会社で事務員をしている」と説明している。
- さみしさや人との距離の埋め方がわからず、稼いだそばからお金を使ってしまう。
- 自分の仕事に誇りが持てずにいるが……。
- 磯貝紀江
- 演 - 研ナオコ
- 加那の祖母。
- 認知症を患っており、孫である加那のことを忘れている。
- 最初は会話も通じなかったが、日を追うごとに少しずつ過去が明らかになっていく。
- 磯貝早苗
- 演 - 磯西真喜
- 加那の母親。
- 入院のため、紀江の介護を一週間代わってもらうことを加那に依頼する。
<ソープ店「ロングライン」の人々>[編集]
- すみれ
- 演 - 中川ゆかり
- ソープ店の同僚で、堅実な性格。
- 「一億円もらったら貯金する」タイプ。
- 謎めいたところがあるが、内心は加那のことを心配している。
- 久美
- 演 - 重松文
- ソープ店の同僚で、喜怒哀楽が激しい。
- ソープ嬢としての名前は「くるみ」。
- ホストにガチ恋している。
- 柿谷
- 演 - 嶋佐和也(ニューヨーク)
- ソープ店のボーイ。
- 無愛想なようで、働く女性たちのことを気にかける一面を見せる。
- ヨシタカ
- 演 - 諏訪珠理
- 加那に入れ込む若い男性客。
<地元の人々>[編集]
- 古田
- 演 - 赤間麻里子
- 通称「フーちゃんママ」、磯貝家の隣人でお手本のような「田舎の良いおばちゃん」。
- 早苗のいない間、夜の時間の紀江の介護を手伝ってくれている。
- 文俊
- 演 - 中山慎吾
- 古田の息子。
- 加那とは高校時代の同級生だった。
- 小雪
- 演 - 井筒しま
- 古田の息子の妻。
- 昨年文俊と結婚した。
<加那の周りの人々>[編集]
- 名取
- 演 - 髙木直子
- 加那が自宅に雇っている家政婦。
- 雇用主である加那との距離をきっちり保つ、冷たい雰囲気の女性。
スタッフ[編集]
- 監督・脚本・編集:岡﨑育之介
- 音楽:永太一郎
- 共同プロデューサー:神原健太朗、ムラタマリエ
- ラインプロデューサー:赤間俊秀
- 監督補:佃直樹
- 助監督:中村光寿
- 撮影:江成隼
- 照明:西野正浩
- 録音:岩﨑敢志、庄野廉太朗
- スタイリスト:川邉舞
- ヘアメイク:幸田啓
- カラリスト:井上海
- 整音:庄野廉太朗
- ミキサー:紫藤佑弥
- 製作プロダクション:6オクターブ
製作[編集]
2022年10月に、岡﨑育之介監督がクラウドファンディングを開始して、2022年12月28日に終了し、 2023年1月5日にクランクインして2023年1月20日に本編部分の撮影は終了した。[1]
ロケ地[編集]
- 阿佐ヶ谷一番街商店会
- MATINA NEWARI DINING
- Yuisハウススタジオ
- アンティエーレ 青山本店
- LAG SPACE SHINJYUKU#2
- 光が丘IMA
- THE BAR FLAG
- 独楽寿司 大和本店
- 茅ヶ崎海岸
- 奥田公園
- 後藤荘(西新宿)
- 沢井1丁目自治会
脚注[編集]
- ^ 「仕事で、介護で「体を洗う」ことになったソープ嬢を主人公に。風俗と介護を結びつけて考えた深い理由」『Yahoo JAPAN NEWS』Yahoo Japan、2022年12月25日。2023年3月24日閲覧。
外部リンク[編集]
- 映画『うぉっしゅ』公式 (@wash_film_) - X(旧Twitter)
- 映画「うぉっしゅ」制作応援プロジェクト
- 仕事で、介護で「体を洗う」ことになったソープ嬢を主人公に。風俗と介護を結びつけて考えた深い理由(Yahoo JAPAN NEWS)