いがい飯

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いがい飯(いがいめし)は、鳥取県鳥取市青谷町夏泊を中心に作られる郷土料理[1]兵庫県北部の日本海に面した漁村[2]や、徳島県の漁村にも同様の郷土料理がある。

概要[編集]

青谷町夏泊や岩戸では海女が活動しており、その海女たちが採ってきたイガイを用いた炊き込みご飯である[1]。海女が活動を始める6月頃から作られ、風物詩になっている[1]。イガイの殻やヒゲを外して適当な大きさに切ったイガイを茹で、米や調味料と一緒に炊く[1]。殻ごと炊く方法もある[1]

1970年(昭和45年)に、アベ鳥取堂駅弁として販売したことがある[要出典]。現在は販売されていない[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f いがい飯 鳥取県 | うちの郷土料理”. www.maff.go.jp. 農林水産省. 2022年3月5日閲覧。
  2. ^ いがいご飯 | 郷土料理(資料) | 郷土料理・特産品(資料) | 添付資料 | 新温泉町”. www.town.shinonsen.hyogo.jp. 2022年3月5日閲覧。