どっちーも
概要
京王電鉄は利用客のライフスタイルに合わせて、新宿駅・新線新宿駅までの定期券で渋谷駅、または渋谷駅までの定期券で新宿駅・新線新宿駅での乗り降りができる定期券を2014年9月1日に発売開始した [1][2][3]。愛称は「みんなで選ぼう!愛称決定戦」と題して2014年5月から6月にかけて、5つの愛称候補「プラスoneパス」、「どっちーも」、「デュアルパス」、「よりみち定期券」、「2WAYパス」投票が行われた結果[4][5]、総数2637票のうち最多得票の「どっちーも」が選ばれた[1][2]。「どっちーも」とは、新宿駅と渋谷駅のどちらも使える便利さを、楽しく、親しみやすい単語で表現したものである[1]。
どっちーも
明大前以西の各駅(明大前 - 吉祥寺を含む)から新宿駅・新線新宿駅及び渋谷駅を対象にしたものである[1]。発売金額は、通勤定期券を対象に1箇月の場合プラス1,020円で、発売区間は以下の通りである。
多摩版どっちーも
2018年6月1日からは、調布以東の各駅(井の頭線全線を含む)から聖蹟桜ヶ丘駅及び京王多摩センター駅、京王永山駅を対象とした「多摩版」が追加された[6]。発売金額は、通勤定期券を対象に1箇月の場合プラス1,020円で、発売区間は以下の通りである。
- 調布以東の各駅 - 聖蹟桜ヶ丘 + 京王永山(京王多摩川 - 若葉台での途中下車不可)
- 調布以東の各駅 - 聖蹟桜ヶ丘 + 京王多摩センター(京王多摩川 - 京王永山での途中下車不可)
- 調布以東の各駅 - 京王永山 + 聖蹟桜ヶ丘(西調布 - 中河原での途中下車不可)
- 調布以東の各駅 - 京王多摩センター + 聖蹟桜ヶ丘 (西調布 - 中河原での途中下車不可)
ただし、多摩版の「どっちーも」と新宿駅・渋谷駅が乗降可能な「どっちーも」の併用はできない。
脚注
- ^ a b c d e "「新宿駅・渋谷駅どちらも利 用できる定期券」の愛称が「どっちーも」に決定しました" (PDF) (Press release). 京王電鉄. 24 April 2014. 2018年2月24日閲覧。
- ^ a b “渋谷・新宿どちらでも乗り降り自由-京王電鉄の新定期券、名称は「どっちーも」に”. シブヤ経済新聞. (2014年7月29日)
- ^ “新宿・渋谷両駅で乗降可能な定期券、京王が発売へ”. レスポンス. (2014年4月24日)
- ^ "みんなで選ぼう!愛称決定戦" (PDF) (Press release). 京王電鉄. 15 May 2014. 2018年2月24日閲覧。
- ^ "新たに通勤定期券「どっちーも」の多摩版を発売します!" (PDF) (Press release). 京王電鉄. 29 March 2018. 2018年8月19日閲覧。
関連項目
- だぶるーと(西武池袋線)
- Oneだぶる♪(西武新宿線)
- 二東流(東武東上線)
- OSAKAどっちも定期(阪神なんば線)