「グロービートジャパン対平和神軍観察会事件」の版間の差分
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(相違点なし)
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2007年5月6日 (日) 01:53時点における版
平和神軍観察会事件(へいわしんぐんかんさつかいじけん)は、日本で飲食店をチェーン展開している会社が「日本平和神軍」と密接な関係があるとしてネット告発している「平和神軍観察会」というウェブサイトを運営する個人を、同社が名誉毀損と営業妨害で訴えた事件である。
民事裁判
このチェーン飲食店会社(以下A社と表記)は2003年2月10日に、平和神軍観察会の管理人である個人に対し、名誉毀損と営業妨害を理由に3,150万円を請求する訴訟を東京地方裁判所に提起する。中杉弘(本名黒須英治)が運営する日本平和神軍との一体性があるかのような記述をされたためである。
判決では、東京高等裁判所での控訴審と最高裁判所での上告審において、「被控訴人(A社)と黒須英治とは一定の関係があると評価することは誤りではない」と認定されたものの、「日本平和神軍との関係が個別の法主体性を否定されるほど一体又は極めて密接なものであるとまでいうことはできない」として、平和神軍観察会の管理人に77万円の賠償を命じる判決が確定している。
刑事裁判
A社からの告訴を受け、2004年12月28日に平和神軍観察会の管理人が東京地方検察庁から起訴される。2005年 6月27日午後1時30分から東京地方裁判所第425号法廷 にて初公判が開かれ、2007年5月現在も係争中である。
参考文献
- 田中康男「有名ラーメンチェーンと“カルト右翼”の奇妙な関係」『TITLE』2000年12月号 文藝春秋2000年
- 藤田庄市「シリーズ 現代のカルト…第五回 宗教法人売買」『新潮45』2002年6月号 新潮社 2002年
- 吉本敏洋『グーグル八分とは何か』九天社 2006年12月21日 ISBN 4861671469