「スコリア丘」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
外国語版へのリンク張り:ca, cs, en, et, es, fr, ht, nl, no, nn, pt, uk, zh。 |
Wikipedia:レイアウトの指針#記事の構成、{{デフォルトソート:}}、en:Scoria cone |
||
1行目: | 1行目: | ||
{{出典の明記|date=2012年2月}} |
|||
[[画像:KOMETUKA01.jpg|thumb|250px|[[阿蘇山]]の米塚]] |
|||
[[ |
[[ファイル:KOMETUKA01.jpg|thumb|250px|[[阿蘇山]]の米塚]] |
||
[[ファイル:ItoCity Omuro-yama b.jpg|thumb|250px|[[伊豆東部火山群]]の[[大室山 (静岡県)|大室山]]]] |
|||
'''スコリア丘'''(スコリアきゅう、{{Lang-en-short|scoria cone}}<ref>{{Cite book|和書 |
|||
|author = [[文部省]]編 |
|||
|title = [[学術用語集]] 地学編 |
|||
|url = http://sciterm.nii.ac.jp/cgi-bin/reference.cgi |
|||
|year = 1984 |
|||
|publisher = [[日本学術振興会]] |
|||
|isbn = 4-8181-8401-2 |
|||
|page = 142 |
|||
⚫ | |||
== 概要 == |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
== 脚注 == |
|||
⚫ | |||
{{脚注ヘルプ}} |
|||
{{Reflist}} |
|||
<!-- == 参考文献 == {{Cite book}}、{{Cite journal}} --> |
|||
== 関連項目 == |
== 関連項目 == |
||
<!-- {{Commonscat|Scoria cone}} --> |
|||
⚫ | |||
* [[火山]] |
* [[火山]] |
||
* [[火砕丘]] |
* [[火砕丘]] |
||
* [[溶岩流]] |
* [[溶岩流]] |
||
* [[スコリア]] |
|||
== 外部リンク == <!-- {{Cite web}} --> |
|||
[[Category:火山学|すこりあきゆう]] |
|||
* {{Cite web |
|||
[[ca:Con volcànic#Cons d'escòries]] |
|||
|author = [[早川由紀夫]] |
|||
[[cs:Sypaný kužel]] |
|||
|date = |
|||
⚫ | |||
|url = http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/kazan/field/0201.html |
|||
[[et:Šlakikoonus]] |
|||
|title = ストロンボリ式噴火とスコリア丘 |
|||
[[es:Cono de escoria]] |
|||
|work = フィールド火山学 |
|||
[[fr:Cône volcanique]] |
|||
|publisher = [[群馬大学]]教育学部 |
|||
[[ht:Vòlkan kòn sann]] |
|||
|accessdate = 2012-02-28 |
|||
[[nl:Sintelkegel]] |
|||
}} |
|||
[[no:Sinderkjegle]] |
|||
[[nn:Sinderkjegle]] |
|||
{{デフォルトソート:すこりあきゆう}} |
|||
[[pt:Cone de escória]] |
|||
[[Category:山]] |
|||
[[uk:Шлаковий конус вулкану]] |
|||
[[ |
[[Category:火山学]] |
||
⚫ |
2012年2月28日 (火) 16:20時点における版
スコリア丘(スコリアきゅう、英: scoria cone[1])は、玄武岩から安山岩の溶岩による噴火活動により、スコリアが放出され、火口の周りに積もり、丘を形成したものを指す。
概要
スコリア丘は、主に玄武岩から安山岩の溶岩による活動で、そのほとんどは一度の活動によってできた単成火山で、規模は小さい。形成される場所は、複成火山の側火山や独立単成火山群の一部として形成されることが多い。また、複成火山の山頂火口内に一度の噴火で形成され、その後の噴火や陥没により、非常に短期間で消滅こともある(例えば、伊豆大島の三原山の三原新山など)。
スコリア丘の形成中に大量のマグマが地下から噴出すると、噴出した溶岩はガサガサのスコリア丘より密度が大きいので、スコリア丘と基盤の間から染み出るように流出する。そうすると、溶岩流は上にのっているスコリア丘を破壊しながら流下する。これによりスコリア丘は馬蹄形(U字型)の形状となる。溶岩流の上にはスコリアの残骸がのっていて、これをスコリアラフトという。
また、形成される期間によっても形が変わってくる。短期間で形成されたスコリア丘は、溶結してお供え餅(数時間以内に形成されたものに限る)のようになったり、不安定な形をしていることが多い。長期間(数か月単位)で形成されたものは、長い間を掛けて不安定な箇所をスコリアで修正するので、大きく非常に安定した斜角をしている(例えば、阿蘇山の米塚・富士山の大室山)。
脚注
関連項目
外部リンク
- 早川由紀夫. “ストロンボリ式噴火とスコリア丘”. フィールド火山学. 群馬大学教育学部. 2012年2月28日閲覧。