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2009年11月30日 (月) 11:59時点における版
歴女(れきじょ)は、歴史好きの女性を指す造語。女性の多趣味の体現のひとつとして、使用され始めた。歴史なら日本・海外を問わない主旨ではあるが、通常日本の歴史好きを指すことが多い。
概要
2008年後半あたりに生まれた言葉とされ、2009年NHK大河ドラマ『天地人』の影響等で、2009年からしばしば各メディアで取り上げられるようになった。 『三国志』の赤壁の戦いを題材にした映画『レッドクリフ』公開がきっかけで生まれたという説もあるが、元々真田昌幸・真田幸村親子等の歴史上人物のコアな女性ファンも多く、以前より歴史好きの女性の動きは注目され様々な形容がなされていた。戦国時代を舞台にしたアクションゲームの人気や前述のNHK大河ドラマ『天地人』の主人公直江兼続や石田三成の各登場人物の影響を以って、一般的に使用され始めた[1]。
影響
- 関ヶ原の古戦場や城跡などに、歴女の観光客が増えている。観光地によっては、歴女が武将のコスプレで観光しているよう[2]。
- 「歴女」という言葉が発生した同時期に全国的にゆるキャラブームも起こっており、国宝彦根城築城400年祭のイメージキャラクターである「ひこにゃん」をはじめとする各キャラでの相乗効果があり、日本各地の史跡に多くの女性や子供が訪れている。
物議
- 女性は歴史に興味が無いという偏見を覆す意味も込め、敢えて「歴女」という造語が登場した経緯もある。反対に「歴男」という言葉が全く定着していない状況が、男性にはある程度歴史好きの人がいると理解されているため。
- 「歴女」は、歴史好きではなく、歴史上の人物が好きなだけという風潮に危惧する声がある。特に、ドラマやゲームにおいて美男子として描かれている人物に対しその傾向は顕著である。歴史上のヒーローやアイドルに憧れるだけではなく、歴史の背景や時代考証の研究にも、同時に興味を持ってもらいたいという声がある。ただ、その歴史上の(イケメンキャラクターとしての)人物の生き様だけに関しては、「歴女」は詳しいことが多い。
関連項目
脚注
- ^ 「歴女」がブーム 戦国武将に心ひかれる乙女たち 市場は700億円 (産経新聞、2009年8月18日付)
- ^ 「歴女」も集合 上田「真田幸村出陣まつり」 (信濃毎日新聞、2009年9月22日付)
外部リンク
- 歴女はブームだったのか?-アジアンビートオリジナル ポップカルチャーコラム