鹿島神社 (那珂市菅谷)

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鹿島神社
鹿島神社の鳥居(茨城県那珂市菅谷)
所在地 茨城県那珂市菅谷2345
主祭神 武甕槌大神
社格 村社
創建 大同年間(806年 - 810年
別名 菅谷鹿島神社
主な神事 大助祭
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鹿島神社(かしまじんじゃ)は、茨城県那珂市神社

歴史

大同年間(806年 - 810年)に創建された。元々は北の「宮の池」の辺りに位置していた。慶長年間(1596年 - 1615年)、当地を治める大名だった佐竹義宣により、八幡神社も併設された。しかし、1696年元禄9年)に水戸藩第2代藩主徳川光圀より八幡神社は廃社となっている[1]

1843年天保14年)、第9代藩主徳川斉昭の一村一社制により、当社は廃社となった。ただ、まもなく再興が認められ、1857年安政4年)に現在地に再興された[1]

当社では、現在は3年に一度執り行われる「大助祭」がある。別名「提灯祭」とも呼ばれ、提灯付きの山車があたりを巡行する[1]

文化財

  • 三十六歌仙図(那珂市指定文化財 平成9年5月19日指定)[2]
  • 大助ばやし(那珂市指定文化財 平成16年12月16日指定)[3]

交通アクセス

脚注

参考文献

  • 茨城県地域史研究会 編『茨城県の歴史散歩(歴史散歩8)』山川出版社、2006年

外部リンク