韓国標準時
韓国標準時(かんこくひょうじゅんじ、英語: Korea Standard Time、KST)は、大韓民国(韓国)及び朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で使用されている標準時である。
協定世界時 (UTC) より9時間進んでおり (UTC+9)、日本で使用されている日本標準時 (JST) と同じである。
概説
現在、韓国標準時の基準となっているのは東経135度であるが、この経線は両国の領域内を通過していない。大韓帝国時代の1908年(隆熙2年)4月1日に初めて韓国標準時が定められた時は東経127.5度を基準とし、UTC(当時はGMT)との時差は8時間30分であった。日本統治時代の1912年1月1日に東経135度基準に改められた。朝鮮戦争後の1954年3月21日に再び東経127.5度基準に戻されたが、1961年8月10日に再度、東経135度基準とされた。
両国とも夏時間(サマータイム)の設定はない。但し、韓国では1987年と1988年の2年間だけ実施したことがある。