青いドレスの女
青いドレスの女 | |
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Devil in a Blue Dress | |
監督 | カール・フランクリン |
脚本 | カール・フランクリン |
原作 | ウォルター・モズレイ |
製作 |
ジェシー・ビートン ゲイリー・ゴーツマン |
製作総指揮 |
ジョナサン・デミ エドワード・サクソン |
出演者 |
デンゼル・ワシントン トム・サイズモア ジェニファー・ビールス ドン・チードル |
音楽 | エルマー・バーンスタイン |
撮影 | タク・フジモト |
編集 | キャロル・クラヴェッツ |
製作会社 | トライスター・ピクチャーズ 他 |
配給 |
トライスター・ピクチャーズ ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント |
公開 |
1995年9月29日 1996年2月10日 |
上映時間 | 102分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $27,000,000[1] |
興行収入 | $16,140,822[2] |
『青いドレスの女』(あおいドレスのおんな、Devil in a Blue Dress)は1995年のアメリカ合衆国の映画。
ミステリー作家ウォルター・モズレイの初長編小説で、黒人探偵「イージー・ローリンズ」シリーズの第1作『ブルー・ドレスの女』を映画化した作品である。
ストーリー
1948年のロサンゼルス。堅実で真面目だが失業中の黒人労働者イージー・ローリンズは、怪しげな白人男オルブライトから、市長選を降りた富豪カーターの婚約者で失踪中の白人女ダフネを探すよう依頼される。危険な臭いを感じつつも、手に入れたばかりのマイホームのローンを返済するために、イージーは依頼を受ける。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
ダフネの行方を追い始めたイージーに、当のダフネから会いたいと連絡が来る。しかし、ダフネに言われるままに彼女を連れて行った先で2人は白人男の死体を発見、ダフネは姿を消す。自分が殺人犯に仕立て上げられる危険を感じたイージーはカーターに会いに行くが、カーターはオルブライトなど知らないと言う。ダフネを探しているのはカーターの対立候補であるテレルだと気付いたイージーは、万が一に備えて古くからの友人マウスを呼び出し、彼の協力の下、真相を突き止めようとする。
イージーにダフネに関する情報を教えた後に何者かによって殺されたコレッタがダフネから預かっていた写真を手に入れたイージーは、テレルが養子にした少年たちを性愛の対象としていることを知る。この証拠写真をダフネが手に入れたことが事件の発端であり、更にダフネが実は黒人との混血であり、そのことがカーターの家族に知られ、その反対によってカーターの前から姿を消したのだ。
オルブライトらに捕らえられたダフネを激しい銃撃戦の末に救い出したイージーは彼女をカーターのもとに連れて行き、事件の後始末をカーターに頼む。ダフネはその後、再び姿を消す。
イージーは、今回の件で手に入れた金を元手に探偵業を始めることにする。
登場人物
- エゼキエル(イージー)・ローリンズ
- 演 - デンゼル・ワシントン、日本語吹替 - 山寺宏一
- 失業中の黒人労働者。堅実で真面目な性格で、マイホームの購入に際しては白人のようにローンを組めた。
- ドウィット・オルブライト
- 演 - トム・サイズモア、日本語吹替 - 大塚明夫
- 富豪カーターの婚約者ダフネを探す仕事をイージーに依頼した謎めいた男。凶暴な性格。
- ダフネ・モネ
- 演 - ジェニファー・ビールス、日本語吹替 - 日野由利加
- 富豪カーターの婚約者。失踪中。
- マウス・アレクサンダー
- 演 - ドン・チードル、日本語吹替 - 江原正士
- イージーの古くからの友人。短気ですぐに銃で人を撃つ危ない男。
- マシュー・テレル
- 演 - モーリー・チェイキン、日本語吹替 - 島香裕
- 市長候補。カーターの対立候補。
- トッド・カーター
- 演 - テリー・キニー、日本語吹替 - 有本欽隆
- 富豪。婚約者のダフネが失踪した後に市長選を降りた。
- ジョッピー
- 演 - メル・ウィンクラー、日本語吹替 - チョー
- イージーの友人でバーの経営者。オルブライトにイージーを紹介する。
- ディーガン・オデル
- 演 - アルバート・ホール、日本語吹替 - 中博史
- イージーの親友。
- コレッタ・ジェームズ
- 演 - リサ・ニコル・カーソン、日本語吹替 - 磯辺万沙子
- イージーの友人デュプリーの恋人。ダフネの親友で、彼女に関する情報をイージーに教えた後に何者かによって殺される。
- デュプリー・ブロチャード
- 演 - ジャーナード・バークス
- イージーの友人。コレッタの恋人。
※「吹替」はDVD版の日本語吹き替え
原作との違い
この節の加筆が望まれています。 |
受賞・ノミネート
- 第21回ロサンゼルス映画批評家協会賞 助演男優賞 受賞(ドン・チードル)
- 第30回全米映画批評家協会賞 撮影賞 受賞(タク・フジモト)
- 第2回全米映画俳優組合賞助演男優賞 ノミネート(ドン・チードル)
参考文献
- ^ “Devil in a Blue Dress (1995) - Box office / business” (英語). IMDb. 2011年11月2日閲覧。
- ^ “Devil in a Blue Dress (1995)” (英語). Box Office Mojo. 2011年11月2日閲覧。