霓 (駆逐艦)
艦歴 | |
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計画 | 1897年度[1] |
起工 | 1899年1月[1] |
進水 | 1899年12月15日[1] |
就役 | 1900年1月1日[1] |
その後 | 1900年8月3日沈没[1] |
除籍 | 1901年4月8日[1] |
性能諸元 | |
排水量 | 305t(公試) |
全長 | 68.4m |
全幅 | 6.26m |
吃水 | 1.58m |
機関 | レシプロエンジン2軸、6,000馬力 |
最大速 | 31.0ノット |
兵員 | 55名 |
兵装 | 8cm砲×2、6cm砲×4 45cm魚雷発射管×2 |
霓(にじ)は、大日本帝国海軍の駆逐艦で、雷型駆逐艦の6番艦である。遭難艦のため同名艦はない[2]。
艦歴
発注時の艦名は第十二号水雷艇駆逐艇[3]。1900年1月1日竣工し、水雷艇(駆逐艇)に類別[1]。同年5月26日、横須賀に到着[1]。同年6月22日、軍艦に編入され駆逐艦に類別[1]。同年、北清事変に参加し、同年7月29日、清国山東省南東岬沖で、濃霧のため座礁、8月3日に沈没[1]。遭難の原因は艦位置の誤認であった[1][2]。1901年4月8日、除籍[1]。
艦長
※艦長等は『日本海軍史』第9巻・第10巻の「将官履歴」に基づく。
- 回航委員長
- 財部彪 大尉:1899年7月25日 - 1899年10月6日
- 艦長
- 財部彪 少佐:1900年6月22日 - 1900年7月4日
- 荒川仲吾 大尉:1900年7月4日 - 1900年8月10日
脚注
参考文献
- 『写真日本海軍全艦艇史 Fukui Shizuo Collection』資料編、KKベストセラーズ、1994年。
- 海軍歴史保存会『日本海軍史』第7巻、第9巻、第10巻、第一法規出版、1995年。
- 片桐大自『聯合艦隊軍艦銘銘伝』普及版、光人社、2003年。