針原孝之

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針原 孝之(はりはら たかゆき、1940年 - 2020年)は、日本国文学者二松学舎大学名誉教授。2019年瑞宝中綬章受章。

略歴

富山県生まれ。國學院大學国文科卒。同大学院修士課程修了。東洋大学講師、二松学舎大学助教授教授。2011年定年退任、名誉教授。

2019年春の叙勲で瑞宝中綬章を受章[1]

上代文学、特に大伴家持が専門。

著書

  • ことわざの基礎知識』雄山閣出版、1978、カルチャーブックス
  • 大伴家持研究序説』桜楓社、1984
  • 『越路の家持』新典社、1990、叢刊・日本の文学
  • 『日本ことわざ物語』雄山閣出版、1995
  • 『家持歌の形成と創造』おうふう、2004
  • 『大伴家持 人と文学』勉誠出版、2011、日本の作家100人

共編

  • 和歌文学の流れ』小池一行、半田公平、島原泰雄共編、新典社、2005
  • 『万葉集歌人事典 拡大版』大久間喜一郎、森淳司共編、雄山閣、2007
  • 『日本文化文学人物事典』志村有弘共編、鼎書房、2009
  • 『黄金の言葉. 和歌篇』五月女肇志、土佐秀里、山崎正伸共編、勉誠出版、2010

記念論集

  • 『古代文学の創造と継承』新典社、2011

脚注

  1. ^ 『官報』号外第14号、2019年(令和元年)5月21日

参考文献

  • 『日本ことわざ物語』著者紹介