酒本雅之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

酒本 雅之(さかもと まさゆき、1931年5月14日 - )は、日本アメリカ文学者、翻訳家お茶の水女子大学共立女子大学名誉教授。

略歴・人物[編集]

岡山県生まれ。東京大学大学院修士課程修了。 ラルフ・ワルド・エマソンヘンリー・デイヴィッド・ソローウォルト・ホイットマンなどを翻訳・研究した。お茶の水女子大助教授、教授、2002年まで共立女子大学教授。2011年瑞宝中綬章受章[1]

著書[編集]

  • 『アメリカ・ルネッサンス序説』(エマソン・ソーロウ・ホイットマン、研究社) 1969
  • 『アメリカ・ルネッサンスの作家たち』(岩波新書) 1974
  • 『支配なき政府 ソーロウ伝 』(国土社、世界を動かした人びと3) 1975
  • 『20世紀アメリカ小説覚え書 「市民」像の諸相』(英潮社出版) 1975
  • 『陰画世界への旅』(ホーソーン冬樹社) 1977
  • 『アメリカ文学をどう読み解くか 文学史の構築をめざして』(中教出版) 1978
  • 『沙漠の海 メルヴィルを読む』(研究社出版) 1985
  • 『ことばと永遠 エミリー・ディキンソンの世界創造』(研究社出版) 1992

共編著[編集]

  • 『コンパクトアメリカ文学史』(岩元巌、荒竹出版) 1980

翻訳[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 平成23年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 9 (2011年4月29日). 2016年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月4日閲覧。