谷瑞恵
谷 瑞恵 | |
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誕生 |
1967年2月3日(57歳) 三重県 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 1997年 - |
ジャンル | ライトノベル、ファンタジー |
代表作 |
伯爵と妖精シリーズ 思い出のとき修理します |
主な受賞歴 | 第6回集英社ロマン大賞佳作入選 |
デビュー作 | 『パラダイス・ルネッサンス―楽園再生―』 |
ウィキポータル 文学 |
谷 瑞恵(たに みずえ、1967年[1]2月3日[2] - )は三重県出身[3]の女性ライトノベル作家。
経歴・人物
三重大学卒業[1]。血液型はO型[3]。1997年、『パラダイス・ルネッサンス―楽園再生―』で第6回集英社ロマン大賞佳作入選[4]。代表作はコバルト文庫『伯爵と妖精』シリーズ。初の一般向け作品である『思い出のとき修理します』が20万部を超えるヒット作となる。
作品リスト
シリーズ作品
- 摩天楼ドールシリーズ(集英社〈コバルト文庫〉、イラスト:央己あゆり)
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- 摩天楼ドール(2000年3月)
- フェザークィーン(2000年7月)
- ハイブリッドハンター(2000年12月)
- 魔女の結婚シリーズ(集英社〈コバルト文庫〉、イラスト:蓮見桃衣)
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- 魔女の結婚(2001年4月)
- 運命は祝祭とともに(2001年8月)
- 聖なる夢魔の郷(2001年11月)
- さまよえる水は竜の砦(2002年3月)
- 月蝕は時に満ちて(2002年7月)
- 永遠の夢見る園へ(2002年11月)
- 終わらない恋の輪舞(2003年1月)(短編集)
- 熱き血の宝石(2003年2月)
- 星降る詩はめぐる(2003年6月)
- 哀しき鏡像の天使(2003年9月)
- 女神の島よ眠れ(2003年11月)
- 乙女は一角獣の宮に(2004年6月)
- アヴァロンの陽はいつまでも(2004年11月)
- 虹は幸せのために(2005年2月)(短編集)
- 伯爵と妖精シリーズ(集英社〈コバルト文庫〉、イラスト:高星麻子)
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- あいつは優雅な大悪党(2004年3月)
- あまい罠には気をつけて(2004年9月)
- プロポーズはお手やわらかに(2005年3月)
- 恋人は幽霊(ゴースト)(2005年6月)
- 呪いのダイヤに愛をこめて(2005年9月)
- 取り換えられたプリンセス(2005年11月)
- 涙の秘密をおしえて(2006年4月)
- 駆け落ちは月夜を待って(2006年7月)(短編集)
- 女神に捧ぐ鎮魂歌(レクイエム)(2006年10月)
- ロンドン橋に星は灯る(2007年3月)
- 花嫁修業は薔薇迷宮で(2007年6月)
- 紳士の射止めかた教えます(2007年10月)(短編集)
- 紅の騎士に願うならば(2008年1月)
- 誰がために聖地は夢みる(2008年3月)
- 運命の赤い糸を信じますか?(2008年8月)(短編集)
- 誓いのキスを夜明けまでに(2008年11月)
- 紳士淑女のための愛好者読本(2008年12月)(ファンブック)
- すてきな結婚式のための魔法(2009年2月)
- 魔都に誘われた新婚旅行(ハネムーン)(2009年5月)
- 月なき夜は鏡の国でつかまえて(2009年8月)
- 白い翼を継ぐ絆(2009年11月)
- 愛しき人へ十二夜の祈りを(2010年5月)(短編集)
- 永久(とわ)の想いを旋律にのせて(2010年8月)
- 愛の輝石を忘れないで(2010年12月)
- あなたへ導く海の鎖(2011年3月)
- 情熱の花は秘せない(2011年6月)
- 真実の樹下で約束を(2011年9月)
- 恋よりもおだやかに見つめて(2011年12月)(短編集)
- オーロラの護りを胸に(2012年3月)
- 祝福の子か夜の使者か(2012年8月)
- 祈りよアルビオンの高みに届け(2012年12月)
- 白い丘に赤い月満ちて(2013年3月)
- 新たなるシルヴァンフォードにて(2013年12月)(短編集)
- 花咲く丘の小さな貴婦人(リトル・レディ)シリーズ(集英社〈コバルト文庫〉、イラスト: 文庫版 桃川春日子 電子書籍版 山田コウタ)
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- 寄宿学校と迷子の羊(2007年1月)
- 林檎と花火とカエルの紳士(2007年9月)
- それは青いすみれの季節(2008年7月)
- 荒野へ、心に花束を抱いて 前編(2010年2月)
- 荒野へ、心に花束を抱いて 後編(2010年3月)
- 思い出のとき修理しますシリーズ(集英社〈集英社文庫、イラスト:山田コウタ)
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- 思い出のとき修理します(2012年9月)
- 明日を動かす歯車(2013年9月)
- 空からの時報(2014年12月)
- 永久時計を胸に(2016年5月)
- 異人館画廊シリーズ(集英社〈コバルト文庫・オレンジ文庫〉、イラスト:詩縞つぐこ)
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- 盗まれた絵と謎を読む少女(2014年2月)
- 贋作師とまぼろしの絵(2015年1月)
- 幻想庭園と罠のある風景(2015年8月)
- 当世風婚活のすすめ(2016年9月)
- 失われた絵と学園の秘密(2017年12月)
- 透明な絵と堕天使の誘惑(2019年12月)
シリーズ外ライトノベル作品
- パラダイスルネッサンス――楽園再生――(1997年10月 集英社〈スーパーファンタジー文庫〉)
- 夜想(1998年5月 集英社〈スーパーファンタジー文庫〉)
- ルナティック・シャイン(1999年6月 集英社〈スーパーファンタジー文庫〉)
- さまよう愛の果て――失われた王国と神々の千一夜物語(2006年3月 集英社〈コバルト文庫〉、イラスト:山本鳥尾)
一般文芸作品
- 拝啓 彼方からあなたへ(2014年12月 集英社 / 2018年12月 集英社オレンジ文庫)
- がらくた屋と月の夜話(2015年7月 幻冬舎 / 2017年11月 幻冬舎文庫)
- 木もれ日を縫う(2016年11月 集英社 / 2019年4月 集英社文庫)
- 額を紡ぐひと(2018年2月 新潮社)
- 額装師の祈り 奥野夏樹のデザインノート(2020年11月 新潮文庫nex)※改題
- めぐり逢いサンドイッチ(2019年5月 KADOKAWA / 2022年1月 角川文庫)
- 語らいサンドイッチ(2020年6月 KADOKAWA)
- 神さまのいうとおり(2021年5月 幻冬舎)
- あかずの扉の鍵貸します(2021年10月 集英社)
作品収録アンソロジー
「」内が谷瑞恵の作品
- 新釈グリム童話 めでたし、めでたし?(2016年3月 集英社オレンジ文庫)「なくしものの名前」
- ファンタジーへの誘い ストーリーテラーのことのは(2016年6月 徳間書店)《インタビュー集》
- 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー(2017年12月 集英社オレンジ文庫)「白い花のホテル」
単行本未収録作品
- 小説
- 伯爵家執事の新たな決意(2009年『Cobalt (雑誌)|Cobalt』抽選カレンダー 収録)
- レイヴンの日記(コバルト2010夏のLOVE4フェア冊子収録〈2013年サイン会にて再配布〉)
- もう少し、やさしい夢の中で(『Cobalt』2012年11月号 定期購読特典書き下ろしプチノベル)
- ファーストキスの贈り物」(ありがとサマー2012 BOOK)
- 鈍感なきみとぼく(『Cobalt』2013年1月号 応募者全員サービスドラマCD コバルトスタァ7 Étoile ブックレット掲載)
- よい子は早くおやすみなさい(『Cobalt』2013年7月号 定期購読特典書き下ろしプチノベル)
- 悪夢の人形劇(『Cobalt』2014年7月号 定期購読特典書き下ろしプチノベル)
- おひとりさまDAYの贈り物(『パピルス』Vol.64(2016年2月号) - ?)
- 殻の祭壇(『yom yom』2016年6月号 - 2017年6月号)
- まよなかの青空(『別冊文藝春秋』2017年5月号 - 連載中)
- エッセイ
- フクザツな猫ゴコロ(『Cobalt』2016年3月号)
メディアミックス
- テレビアニメ化
- 漫画化
出典
- ^ a b 『木もれ日を縫う』集英社刊、奥付より。 ISBN 978-4-08-771015-1
- ^ 『魔女の結婚 聖なる夢魔の郷』集英社コバルト文庫刊、奥付より。ISBN 4-08-600047-4
- ^ a b 『がらくた屋と月の夜話』幻冬舎文庫刊、カバーより。ISBN 978-4-344-42669-6
- ^ 『ファンタジーへの誘い ストーリーテラーのことのは』徳間書店刊、P41より。ISBN 978-4-19-864180-1