伯爵と妖精

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伯爵と妖精
ジャンル ファンタジー
小説
著者 谷瑞恵
イラスト 高星麻子
出版社 集英社
レーベル コバルト文庫
発表期間 2004.3.10 - 以下続刊
巻数 既刊15巻(未完)
テレビアニメ
原作 谷瑞恵
監督 そ〜とめこういちろう
シリーズ構成 長尾徳子
キャラクターデザイン 藤井まき
音楽 五木田岳彦
アニメーション制作 アートランド
製作 アシェンバート伯爵家
放送局 放送局参照
放送期間 2008年10月 - 放送中
話数 全12話
コピーライト表記 ©谷瑞恵・集英社
アシェンバート伯爵家
テンプレート使用方法 ノート
文学
画像:Lit.jpg
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伯爵と妖精』(はくしゃくとようせい)は谷瑞恵ライトノベルシリーズ。集英社コバルト文庫刊行。イラストレーションは高星麻子

2007年6月および2008年3月にドラマCDが発売された。また、漫画版が「ザ・マーガレット」2008年10月号より連載中。作画は香魚子

2008年10月よりテレビアニメが放送中。また、5pb.よりゲーム化も決定している。

目次

[編集] 概要

19世紀(ヴィクトリア朝)のイギリスを舞台に繰り広げられるファンタジー物語。主人公である妖精博士(フェアリードクター)のリディアが謎多き悪党エドガーと出会った事によって、とある大きな勢力との抗争に巻き込まれていく。


注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。 [記述をスキップ]


[編集] あらすじ

妖精博士であるリディアは、父と共にイースターを過ごそうとロンドンへ向かう船の上で、伝説の青騎士伯爵を名乗ろうとしているエドガーと彼の従者たちに出会い、代々青騎士伯爵家に伝わるメロウの宝剣を手に入れるために手を貸して欲しいと依頼される。その事件をきっかけにリディアはアシェンバート伯爵の顧問妖精博士としてエドガーたちと行動を共にするようになる。そして彼らの元で妖精がらみの事件を受けながら、次第にエドガーたちと敵対するプリンスという存在との事件に深く関わるようになる…。

[編集] 登場人物

担当声優はドラマCD版・TVアニメ版共通のもの。なお、「-」はドラマCDに登場しなかったことを示す。

リディア・カールトン(Lydia Carlton)
水樹奈々
主人公。17歳。妖精を見たり話をする事ができ、妖精に関する様々な事を引き受ける『妖精博士(フェアリードクター)』を生業としている。しかし故郷では周囲の人に理解してもらえず、変わり者として扱われていた。勝気で物怖じしない性格だが、底なしのお人好しでもある。鉄錆のような赤茶色の髪(エドガーのみキャラメル色と表現)に金緑の瞳を持つ。父親は鉱物学者で、亡くなった母親はリディアと同じくフェアリードクターだった。
スコットランドで一人暮らしをしていたが、復活祭を父親の元で過ごすためにロンドンへ向かった際にエドガーにより事件に巻き込まれ、色々あった末にアシェンバート伯爵家の専属フェアリードクターに就く事になる。現在はロンドンの父親の家で暮らしている。
頻繁にエドガーに口説かれ、本気ではないと思いながらも彼の言動に振り回されていく内に徐々に惹かれていき、現在は名実ともにエドガーの婚約者となっている。
生まれてすぐの頃に取り換え子(チェンジリング)に遭ったが、無事に母親によって連れ戻される。しかし、母いわく「この世界の空気より早く妖精界の空気に触れたため」、戻ってきた時には、リディアの瞳は金緑色になっていたらしい。
彼女が持っている、母の形見であるアクアマリンのペンダントは「セルキーの心臓」である。
エドガー・J・C・アシェンバート(Edgar.J.C.Ashenbert)
声:緑川光
20歳。妖精と対話する事ができ、妖精の国に領地を持つと言われる『青騎士伯爵』『妖精国伯爵(アール・オブ・イブラゼル)』の異名を持つアシェンバート伯爵家の現当主の青年。しかしそれはリディアとの協力によって得る事が出来た地位であり、血縁関係はない。狡猾な頭脳と、淡い金髪に灰紫の瞳という、人を惑わす美貌の持ち主。しかし青騎士伯爵の血を引いていないので、妖精の姿を見る事は出来ない。趣味は女性を口説くこと。
元はシルヴァンフォード公爵家の長子だったが、プリンスの陰謀により彼が12歳の時公爵家に反逆の疑いをかけられ、その後家族ともども殺された事になっている。シルヴァンフォード公爵の息子として生活していたときの地位と名は、モールディング侯爵エドガー・リーランド。
以降アメリカのプリンスの元へ奴隷として送られ、人格を破壊されてプリンスとしての記憶を植え付けられようとしていたが、レイヴンやアーミンを含む仲間と逃亡。プリンスに対し強い憎悪を抱き、復讐を企てる。アメリカでは犯罪者として処刑されたことになっている。アメリカ時代の名前はテッド(TedはEdgarの愛称)、またはジョン。
エドガーの冷酷な面を知りながらも傍にいて助けてくれたリディアを自らの命より大切に思っている。リディアを心から愛するがため、ロンドンブリッジに閉じ込められた彼女を助ける最終手段としてプリンスの記憶を自ら受け継ぐ。現在はエドガーとしての人格を保っているが、プリンスとなってしまったときのことを考え、社交界にリディアの居場所を作ろうとしたりと、彼女のために尽くしている。
レイヴン(Raven)
声:杉田智和
19歳。エドガーに仕える従者の少年。アシェンバート伯爵家最後の女伯爵グラディスが、3体の戦いの女神を封印した3匹の魔物のうちの1匹が、彼の魂に取り込まれている。黒髪に黒と見間違えそうなほどの深緑色の瞳、褐色の肌を持つ。アーミンの異父弟。
プリンスに捕らえられていたが、エドガー、アーミンと共に逃亡する。プリンスの下で殺人兵器として教育されていた為、非常に高い戦闘能力を持つ。エドガーに対して絶対的な忠誠心を持ち、彼の命令に逆らう事はない。しかし感情に乏しい為、訊かれたことに対して悪気なく思ったことをそのまま口にしてしまう。
リディアに対して少しずつ心を開いていて、リディア絡みの事柄についてはエドガーに対して口を出したり、無言の抵抗をする事もある。仕えるならリディアがいいとも発言。
現在はトムキンスの元で執事としての勉強をしている。ニコとは友達関係であり、エドガーやケルピーからニコをかばったりしている。エドガーとリディアの婚約を心から喜んでいる。
アーミン(Ermine)
声: - / 大原さやか
エドガーに仕えていた男装の美女。レイヴンの異父姉で、彼とは異なり肌は白い。プリンスの奴隷だったが、エドガー達と共に逃亡する。エドガーのことを愛していた。
エドガーにとって特別な存在として少しでも長く彼と一緒に逃亡を続けることを望み、しばらく見逃してもらう交換条件としてプリンスのスパイとなる。その後プリンスとエドガーの繋がりを断ち切るために自ら海に身を投げ命を落とすが、ユリシスの手によりアザラシ妖精(セルキー)として蘇り、プリンスの手下として再びリディアたちの前に現れる。
現在はエドガーでもプリンスでもない誰かに仕えているらしいが詳細は不明。毛皮は現在エドガーが管理している。
ニコ(Nico)
声:優希比呂
リディアの相棒で妖精。かつては彼女の母の相棒でもあった。毛足の長い灰色猫の姿をしているが、猫扱いされることを好まない。服を着て二足歩行し、紳士を気取っている。リディアに助言をしたり時には苦言を呈するが、都合が悪くなると彼女を置いて姿をくらます事がある。しばしばエドガーに買収されることもある。
ケルピー(Kelpie)
声:子安武人
リディアの顔なじみの妖精。リディアをスコットランドへ連れ帰ろうと、わざわざロンドンまでやってきた。人前では黒髪の美青年の姿をしているが、正体は持ち前の美貌と魔性の目で人間を惑わし水底に引きずり込んで、獲物の肝臓以外の部分を食べてしまう獰猛な水棲馬。
リディアを気に入っており、一緒に暮らす事を望んでいる。エドガーの事を嫌っているが、プリンスとの決戦に向かうエドガーに「絶対に死ぬな」と激励をおくったことがある。
エドガーがプリンスの記憶を受け継いだことを知りながらも、リディアの意思を尊重してエドガーとの婚約を反対せず彼女を見守っている。
銀に近い髪色の弟がおり、彼と彼の恋人(人間の女性)との一件でリディアと出会った。
トムキンス
声:茶風林
アシェンバート伯爵家に仕える執事。大分薄まっているようだが妖精メロウ(人魚)の血を引いていて、背中にひれがあり、指は短く水かきのように見える。
ポール・ファーマン(Paul Ferman)
声:神谷浩史
温和な性格を持つ画家の青年。描くのは主に妖精。プリンスに敵対する組織・朱い月(スカーレットムーン)のメンバー。父親で画家のオニールをプリンスに殺された過去を持つ。エドガーが公爵家の長子として生活していた時のことを知る、唯一の人物。
スレイド
画商。朱い月の幹部の一人。エドガーを嫌っていたが、今は信頼している。彼の画廊は朱い月のアジトにもなっている。
ユリシス(Ulysses)
声: - / 宮野真守
プリンスに仕えるフェアリードクターとしての力を持つ少年。かつての青騎士伯爵家の庶子の子孫であり、フェアリードクターとしての力はリディアを上回る。矯正教育や虐待を受けて人格を作り変えられ、ユリシスとしての記憶を移されたので、ある意味でのプリンスの犠牲者。
プリンス
英国王家の血を引く謎の人物。エドガーの人格を破壊し、自らの記憶を移そうとしたが逃げられ、エドガーと敵対する。現在は死亡したが、その記憶がエドガーに受け継がれている。
カールトン教授(Prof. Carlton)
声:大川透
リディアの父親で鉱物学者。ファーストネームはフレデリック。ケンブリッジ大学の卒業生で現在はロンドン大学の教授。変わり者だが、亡き妻とリディアを心から愛している。リディアと同様お人好しだが、物事の本質を見抜く鋭さを持っている。リディアを信頼しており、エドガーとリディアの婚約を心から喜んでいる。
アウローラ
亡くなったリディアの母親で妖精博士。スコットランド北方の高地にある辺境の島の主要な氏族・マッキール一族の娘で、一族が決めた婚約者がいたが、カールトン教授と駆け落ちする。マッキール家では妖精博士としての能力を絶やさない為に慣習として取り換え子が行われていた為、彼女自身も取り換え子である。カールトン教授には、自分からプロポーズをした。
ロタ
本名・カルロッタ。コーヒー色の長い髪を持つ少女でエドガーとは旧知の間柄。幼い頃に事故に巻き込まれ両親と死に別れたところを海賊に拾われ、海賊の娘として育つ。そのせいか男勝りの気性を持ち、お互い相容れない存在であるエドガーに対しては遠慮なくものを言う。また、友人を助ける為に自ら身代わりになろうとするお人好しの面もある。
リディアとは仲の良い友人関係を築いており、エドガーのことで悩むリディアの相談にのることもある。
現在は長年生き別れていた祖父・クレモーナ大公と再会し、大公の孫娘として生活している。

以上で物語・作品に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] シリーズ一覧

[編集] テレビアニメ

2008年10月よりチバテレビほか、独立U局AT-Xにて放送中。また、AT-Xでは本放送に先駆けて9月28日と10月4日に第1話の先行放送が行われた。全12話。

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌

オープニングテーマ『FEELING』
作詞・作曲:SHIGERU、編曲:田中繁之・AciD FLavoR、歌:AciD FLavoR(5pb.
エンディングテーマ『my fairy』
作詞:KAB.、作曲:UZA、編曲:清水永之、歌:エドガー・J・C・アシェンバート(CV:緑川光)(5pb.)

[編集] 放送リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第1話 あいつは優雅な大悪党 長尾徳子 そ〜とめこういちろう 古川政美 小美戸幸代
吉田咲子

[編集] 放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送区分
千葉県 チバテレビ 2008年10月7日 - 火曜 25時15分 - 25時45分 独立UHF系
埼玉県 テレ玉 火曜 25時30分 - 26時00分
神奈川県 tvk 2008年10月8日 - 水曜 25時15分 - 25時45分
京都府 KBS京都 2008年10月9日 - 木曜 26時00分 - 26時30分
兵庫県 サンテレビ 木曜 26時10分 - 26時40分
愛知県 テレビ愛知 木曜 26時28分 - 26時58分 テレビ東京系列
日本全国 AT-X 2008年10月10日 - 金曜 10時00分 - 10時30分
(リピートあり)
CSチャンネル

[編集] Webラジオ

Webラジオ「伯爵と妖精」〜ニコの妖精お茶会〜

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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