西安大清真寺
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西安大清真寺(せいあんだいせいしんじ)は中華人民共和国陝西省西安市の鼓楼の西北方向に位置する化覚巷に存在する中国最古のモスクである。
西安大清真寺は742年、唐朝の玄宗時代に当時シルクロードの東の端であった長安(今日の西安)で建造され、後の何回か改築が行われ(とりわけ明朝の洪武帝の治世のもとで)、今日現存している物は明朝建築風な物になっている。現在、大清真寺は西安の人気な旅行スポットになっている一方、回族を中心とした中国のムスリムの間で信仰の場としての役割を今でも果たしている。
中近東などに存在するモスクと違い、西安大清真寺はイスラム風の配置、アラビア文字などによるイスラム風の装飾を除き、その建築の風格はほぼ中国建築式の物になっており、モスクのシンボルとして重要なドームはなく、ミナレットも独自の設計である。