花純風香
花純 風香(かすみ ふうか、3月17日生)は、元宝塚歌劇団花組の娘役。兵庫県宝塚市、百合学院高校出身。身長160cm。愛称は「ひー」「ひろこ」「リンダ」。日本舞踊の名取名は「花柳栄風香」。
略歴
- 毎日放送のアナウンサー・松川浩子は幼馴染。
- 1993年4月、宝塚音楽学校に入学。
- 1995年3月、81期生として宝塚歌劇団に入団。入団時の成績は41人中2番[1]。『国境のない地図』で初舞台。同期には卒業生の大和悠河、真飛聖、ふづき美世、舞風りらなどがいる。初舞台では舞風りら・蘭香レアと菩提樹の精のバレエを踊る場面が与えられた。
- 1995年5月1日[1]、雪組に配属
- 2002年、花組へ組替え。
- 2007年12月24日[1]、「アデュー・マルセイユ -マルセイユへ愛をこめて-/ラブ・シンフォニー」の東京公演千秋楽をもって春野寿美礼と同時退団。
- 退団まで、同期の悠真倫とともに、スカイステージのスカイレポーターズを務める。
宝塚時代の主な舞台出演
雪組時代
- 1997年12月、「春櫻譜/LET'S JAZZ -踊る五線譜-」 新人公演:阿斗(本役:紺野まひる)
- 2000年4月、「バッカスと呼ばれた男/華麗なる千拍子」(全国ツアー)マルギッタ
- 2000年9月、「デパートメント・ストア/凱旋門」 新人公演:リュシェンヌ(本役:森央かずみ)
- 2001年2月、「猛き黄金の国 -士魂商才!岩崎彌太郎の青春-/パッサージュ -硝子の空の記憶-」新人公演:美和(本役:灯奈美)
- 2001年8月、「凱旋門/パッサージュ -硝子の空の記憶-」(博多座)リュシェンヌ
- 2001年10月、「愛燃える -呉王夫差-/Rose Garden」新人公演:柳蓮(本役:灯奈美)
- 2002年2月、「殉情」(シアタードラマシティ・東京特別)およし
- 2002年5月、「追憶のバルセロナ/ON THE 5th -ヴィレッジからハーレムまで-」ローザ
花組時代
- 2002年10月、「エリザベート -愛と死の輪舞-」女官
- 2003年3月、「不滅の棘」(ドラマシティ・東京特別)レスリー
- 2003年5月、「野風の笛/レビュー誕生 -夢を創る仲間たち-」
- 2003年10月、「二都物語」(バウ・東京特別)ブリス
- 2004年1月、「天使の季節/アプローズ・タカラヅカ! -ゴールデン90-」大使の妻
- 2004年5月、「ジャワの踊り子」カルティユ
- 2004年8月、「La Esperanza-いつか叶う-/TAKARAZUKA舞夢(マイム)!」
- 2004年12月、「天の鼓 -夢幻とこそなりにけれ-」(ドラマシティ・東京特別)響
- 2005年3月、「マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー」オーレリー
- 2005年9月、「Ernest in Love」(日生)アリス(1幕)/プリズム(2幕)役
- 2005年11月、「落陽のパレルモ/ASIAN WINDS!」マルタ
- 2006年3月、「スカウト」(バウ)エリザベス
- 2006年6月、「ファントム」ヴァレリス(カルロッタの付き人)
- 2006年11月、「うたかたの恋/エンター・ザ・レビュー」ヴェッツェラ男爵夫人
- 2007年9月、「アデュー・マルセイユ -マルセイユへ愛をこめて-/ラブ・シンフォニー」市長夫人 *退団公演
脚注
- ^ a b c 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』P.107 小林公一・監修 阪急コミュニケーションズ 2014年4月1日。ISBN 9784484146010