稗田前駅

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線路奥遮断機横空地:稗田前駅跡、手前:西別所3号踏切
画面中央未舗装道路部分:稗田前駅跡

稗田前駅(ひえだまええき)は、三重県桑名市稗田にあった近畿日本鉄道北勢線三重交通時代の1944年(昭和19年)7月1日に休止となり、1969年(昭和44年)5月15日に廃駅となった。

歴史

当駅付近の北勢鉄道大山田(現:西桑名) - 楚原間が開業してから24年後に、北勢線に路線開業後初めて設けられた新駅であったが、駅開業から6年後に早々と休止(廃止)された。駅の開業・廃止・統廃合等が多い北勢線の駅の中でも、最も短命な駅(駅が何度も開業・廃止を繰り返した星川駅の事例を除く)。

  • 1938年(昭和13年)5月3日 北勢電気鉄道の駅として開業。
  • 1944年(昭和19年)
    • 2月11日 会社合併により、三重交通の駅となる。
    • 7月1日 休止(電力事情の悪化等による)。
  • 1965年(昭和40年)4月1日 近畿日本鉄道が三重電気鉄道を合併する。
  • 1969年(昭和44年)5月15日 廃止。

駅構造

単式1面1線の無人駅であった。休止後駅ホームは大部分が撤去されたが、線路横の小山がホームであった名残を残している。

隣の駅

近畿日本鉄道
北勢線
西別所駅 - 稗田前駅 - 蓮花寺駅

関連項目