阿下喜駅

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阿下喜駅
駅舎
駅舎
あげき - AGEKI
麻生田 (2.3km)
所在地 三重県いなべ市北勢町阿下喜687
所属事業者 三岐鉄道
所属路線 北勢線
キロ程 20.4km(西桑名起点)
電報略号 アキ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
340人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1931年昭和6年)7月8日
阿下喜駅前広場
阿下喜駅旧駅舎

阿下喜駅(あげきえき)は、三重県いなべ市北勢町阿下喜にある、三岐鉄道北勢線で、同線の終着駅である。

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線のホームを持つ地上駅である。かつては単式ホーム1面1線であったが、構内2線化時に現在のホームに切り替えられた。

駅前広場・駅舎・ホーム等の施設について バリアフリーに対応しており、三重県が定める「三重県だれもが住みよい福祉のまちづくり推進要綱」「三重県バリアフリーのまちづくり推進条例」の整備基準に基づいていることを示す適合証交付施設となっている。

駅舎[編集]

駅舎は平屋で、プラットホームの終端部に接続するバリアフリー構造である。駅舎北東側部分の改札外には冷暖房付の待合室が設置されている。一部時間帯(歴史の項を参照)のみ駅員が配置される。

以前は、現在の駅前広場正面の道路脇まで線路が延び、現在の駅前ロータリー付近に北勢線開通以来使用されていた旧駅舎があった。阿下喜駅の整備により、旧駅舎・ホームの跡地に駅前広場が拡張整備された。

利用状況[編集]

「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1997年 612
1998年 554
1999年 516
2000年 486
2001年 419
2002年 394
2003年 294
2004年 273
2005年 255
2006年 320
2007年 318
2008年 333
2009年 328
2010年 338
2011年 329
2012年 340
  • 阿下喜駅の乗車人員の推移を下表に示す。(出典:三重県統計書各年度版 近鉄広報発行パンフレット「きんてつ」)
    • 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
  • 同駅利用者2005年度まで減少を続けたが、2006年度以降は並行するバスが大幅に削減されたことや列車増発の効果もあって増加に転じた。

駅周辺[編集]

阿下喜駅に通ずるアクセス道路 中央電車停車位置が阿下喜駅 右背後は藤原岳
阿下喜駅前バスターミナル

阿下喜駅の整備と並行して、当駅の北側(赤川北側)から桑名方面(西六石川橋梁付近)に市道(いなべ市道阿第114号線:車道2車線+歩道)が整備され、県道北勢多度線(員弁街道)に接続することにより、駅への道路アクセスが改善された。(市道計画総延長880m)

  • いなべ市役所北勢庁舎(旧・北勢町役場)
  • 軽便鉄道博物館
  • バスターミナル 阿下喜駅前
  • 中京銀行阿下喜支店
  • 百五銀行員弁支店阿下喜出張所
  • ホクセイスーパー駅前店(北勢ショッピング)・北勢スターボウリングセンター
  • 大和会日下病院
  • 阿下喜温泉「あじさいの里」(2006年(平成18年)3月21日オープン)
  • 三岐線伊勢治田駅まで、約2km、徒歩約30分ほど。整備された道路で結ばれているため、両駅間の乗り継ぎの地元客や鉄道ファンが少なからず利用している。

バス路線[編集]

最寄り停留所は、阿下喜駅前、またはホクセイスーパーである。以下の路線が乗り入れ、三重交通、いなべ市社会福祉協議会により運行されている。

阿下喜駅前

ホクセイスーパー

歴史[編集]

  • 1931年昭和6年)7月8日 - 北勢鉄道の駅として開業。
  • 1934年(昭和9年)6月27日 - 社名変更により北勢電気鉄道の駅となる。
  • 1944年(昭和19年)2月11日 - 会社合併により、三重交通の駅となる。
  • 1964年(昭和39年)2月1日 - 事業譲渡により三重電気鉄道の駅となる。
  • 1965年(昭和40年)4月1日 - 近畿日本鉄道が三重電気鉄道を合併し、近鉄の駅となる。
  • 1977年(昭和52年)5月25日 - ホームを桑名方に7.5m、阿下喜方に2.5m延伸する(有効長:51.0m→61.0m)。
  • 1978年(昭和53年)
    • 3月13日 - 側線のうち3号線(46.1m:ホーム桑名方)および12号ポイントを撤去する。
    • 3月15日 - 既設ホーム部分(53.5m)を嵩上げする。
    • 3月31日 - ホームを桑名方に10.0m延伸する(有効長:61.0m→71.0m)。
    • 6月9日 - 側線のうち4・5・6号線(本線北側)および13・14・15・16号ポイントを使用停止(後日撤去)する。
    • 8月26日 - 連動装置(第三種電気丙)および場内信号機撤去。
  • 1999年(平成11年)10月1日 - 無人駅化。同時に自動券売機も撤去される。
  • 2003年(平成15年)4月1日 - 事業譲渡により、三岐鉄道の駅となる。
  • 2004年(平成16年)3月15日 - 無料駐車場(21台)・無料駐輪場(96台)が整備される。無料駐輪場は従来のものを建て替えたもの。
  • 2006年(平成18年)
    • 2月14日 - 新ホーム(島式ホーム)を使用開始する(2号線のみの使用)。
    • 3月1日 - 駅舎内に自動券売機が復活する。
    • 3月23日 - 構内2線化設備が完成し、1号線・2号線を使用開始する。(構内連動駅化)
    • 11月29日 - 旧駅舎を使用停止する。
    • 12月1日 - 従来の駅舎に代わり、新駅舎が新設され、使用開始される。駅舎内に自動券売機(旧駅舎より移設)・自動精算機(新設)・自動改札機(新設)が設置され、東員駅からの遠隔制御による営業が開始される。一部の時間帯(6:30 - 10:30、12:30 - 20:30)に駅員が配置される。また、三重県が定める「三重県だれもが住みよい福祉のまちづくり推進要綱」、「三重県バリアフリーのまちづくり推進条例」の整備基準に基づいていることを示す適合証交付施設となる。
  • 2007年(平成19年)
    • 4月1日 - 有人時間帯が変更となる。(7:00 - 10:30、12:30 - 19:30)
    • 6月1日 - いなべ市新コミュニティバス(アイバス)が運行開始され、当駅にバス停が設けられる。
    • 7月21日 - 当駅線路北側(赤川北側)から桑名方面(西六石川橋梁付近)に市道(いなべ市道阿第114号線)が整備され供用開始、駅への道路アクセスが改善される。その後2008年(平成20年)3月に、本市道は県道北勢多度線(員弁街道)に接続された。
    • 8月4日 - 26日 - 麻生田 - 阿下喜(当駅)間の西六石川橋梁架け替えのため同区間運休し、バス代行輸送を行なう。8月27日工事完成・平常ダイヤに戻る。
  • 2008年(平成20年)3月25日 - 駅前広場が拡張整備され、新たに駅前ロータリーが設置される。
  • 2009年(平成21年)4月1日 - 有人時間帯が変更となる(平日・土曜日の7:00 - 10:30・12:30 - 19:30、日曜日の7:00 - 10:30・12:30 - 18:00)。

その他[編集]

当駅の南側に隣接して、軽便鉄道博物館が市民団体により運営されている。昭和6年製軽便電車モニ226号が保存されている。 館内にある転車台は、過去に当駅で実際に使われていたものを移設したものである(元は、駅舎北西側の赤川横にあった)。

隣の駅[編集]

三岐鉄道
北勢線
麻生田駅 - 阿下喜駅

2004年(平成16年)3月31日まで、麻生田駅との間に六石駅があった。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]