星川駅 (三重県)

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星川駅
駅舎
駅舎
ほしかわ - HOSHIKAWA
在良 (1.4km)
(1.4km) 七和
所在地 三重県桑名市大字星川902-2
所属事業者 三岐鉄道
所属路線 北勢線
キロ程 5.5km(西桑名起点)
電報略号 ホシ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
678人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 2005年平成17年)3月26日
星川駅付近全景(左側緑色屋根が星川駅舎、その隣が三洋堂書店、奥がユーストア(現・ピアゴ)星川店)
星川駅に三洋堂書店が隣接する
ユーストア(現・ピアゴ)星川店

星川駅(ほしかわえき)は、三重県桑名市大字星川にある、三岐鉄道北勢線である。

2005年(平成17年)3月26日に坂井橋駅の500m阿下喜寄りのユーストア(現・ピアゴ)駐車場南西端に新設された。北勢線では過去にも2度「星川」と名のる駅が存在した。

駅構造[編集]

ホーム[編集]

単式ホーム1面1線を持つ地上駅である。ホームは大型のU字ブロックの上にコンクリートの板を乗せただけの簡素なもので、ホーム下部に退避可能な構造となっている。

駅舎[編集]

一階建ての駅舎が線路の北側に設置されており、平日の7:00 - 20:00、土曜日の8:00 - 17:00に駅員が配置される。駅舎東側部分の改札内に多目的トイレと男女別の水洗式トイレがあるが、最近トイレ内のいたずらが多いため、駅員がいない時間は多目的トイレのみ閉鎖される。駅舎東側部分の改札外には冷暖房付の待合室が、駅舎入口に公衆電話、郵便ポストがそれぞれ1台設置されている。駅舎は用水路を挟んでホームに面している。駅舎部分の敷地はピアゴからの借地である。

駅務機器[編集]

駅舎には、自動券売機(1台)、自動改札機(2通路、うち1通路は車椅子対応のワイド型)、自動精算機(1台)が備えられており、普通券回数券の購入が可能であるほか、駅員配置時には窓口での定期券を含んだ全券種の購入も可能である。当駅には監視カメラが備えられ東員駅からの遠隔監視駅となっており、駅員無配置時にも自動券売機等が使用できる。

駅前広場設備等[編集]

大泉駅と同じく、桑名市といなべ市を結ぶ国道421号線に隣接しており、車と電車の乗り換えに配慮されている。

駅前には車の停車スペースが備えられる。駅北側には鉄道利用者専用の40台分、更に、線路を挟んだ南側に2010年に新設された33台分の無料駐車場を備える。実際には、隣接するピアゴ・三洋堂書店の駐車場(数百台収容可能)も利用されている。駅前広場にはロータリーは無いが、駐車場での車の転回が可能である。駅舎の西側に36台分、東側に45台分の無料駐輪場を備えている。さらに、簡易駐輪スペースが設けられているが、利用者のほうが多く駐車自転車が溢れている。駅前広場にはタクシー常駐スペース(1台)が設けられている。バス停は無く、バスへの乗り継ぎには隣接する県道か、ピアゴ駐車場まで出る必要がある。

バリアフリー設備[編集]

駅前広場・駅舎・ホーム等の施設について バリアフリーに対応しており、三重県が定める「三重県だれもが住みよい福祉のまちづくり推進要綱」「三重県バリアフリーのまちづくり推進条例」の整備基準に基づいていることを示す適合証交付施設となっている。

利用状況[編集]

「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
2005年 478
2006年 529
2007年 589
2008年 614
2009年 593
2010年 622
2011年 674
2012年 678
  • 星川駅の利用状況の変遷を下表に示す。
    • 輸送実績(乗車人員)の単位は人/年度である。
    • 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
    • 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
    • 当駅開業年度の2005年度(平成17年度)の当駅乗降人員は2004年度(平成16年度)の坂井橋駅(移転前)と比較して約1.4倍となり、駅利用客が増大した。その後も駅の利用は増加し、2008年度(平成20年度)の当駅乗車人員は当駅開業年度2005年度(平成17年度)と比較して約1.3倍に、2004年度(平成16年度)の坂井橋駅(移転前)と比較すると約1.8倍の伸びとなった。
年 度 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 乗降人員調査結果
人/日
特 記 事 項
通勤定期 通学定期 通勤通学
定 期 計
定期外 合 計 調査日 調査結果
1969年(昭和44年)     (203,610) (113,276) (316,886)     (旧坂井橋駅の定期外最高値)
1970年(昭和45年)     (217,140) (112,907) (330,047)     (旧坂井橋駅の最高値)
1980年(昭和55年)     (227,250) (100,426) (327,676) ?月?日 1,451 (旧坂井橋駅の定期最高値)
2004年(平成16年) (31,470) (45,628) (77,098) (45,597) (122,695)     (旧坂井橋駅廃止直前年度の値)
2005年(平成17年) 37,551 52,228 89,779 84,747 174,526     駅開業、駐車・駐輪場設置
2006年(平成18年) 47,490 63,548 111,038 81,978 193,016    
2007年(平成19年) 53,970 72,760 126,730 88,864 215,594      
2008年(平成20年) 57,120 75,520 132,640 91,385 224,025      
2009年(平成21年)                

駅周辺[編集]

当駅は、ピアゴ星川店・三洋堂書店星川店の駐車場内にあるが、駅周辺にはこれ以外にも多数のショッピングセンター、ファミリーレストラン、医院等がある。北勢線の各駅の中で駅周辺が最も賑やかであるといえる。

バス路線[編集]

  • 桑名市コミュニティバス K-バス星川ピアゴ停
    • 西部南ルート
    • 西部北ルート

歴史[編集]

北勢線では過去に2度、同じ名前の駅が存在した。初代の星川駅は、北勢鉄道の駅として1914年(大正3年)に開業した。当駅はプラットホームがなく、プラットホームを造るには狭い場所であったため1916年(大正5年)に廃止されている。その後、嘉例川からの砂利採取のため1927年(昭和2年)に貨物駅として2代目星川駅が開業し、1932年(昭和7年)に旅客取り扱いも再開された。当駅は戦時中の電力事情の悪化等の事由により1944年(昭和19年)に休止を経て1969年(昭和44年)廃止されている。2代目星川駅は、現在の嘉例川橋梁の阿下喜方にあった。 現在の星川駅は、2005年(平成17年)に開業したものであるが、名目上は、当駅桑名方の坂井橋駅を移転したことになっている。

現在の駅の開業[編集]

星川駅新設の構想自体は三岐鉄道が北勢線の運営継承を決定する前からあり、桑名市と東員町が、北勢線の存続を検討した中で、当時の北大社駅を車庫専用の信号場とした上で、西桑名駅~北大社信号場を存続させるプランの中で明らかにされた(その後、北勢線は西桑名駅~阿下喜間全線を鉄道で存続させる方針となる)。このプランの中では、現在の星川駅と東員駅の設置が明示されていた。当駅の開業より、坂井橋駅が同日付けで廃止された。

年表[編集]

  • 1914年大正3年)4月5日 - 北勢鉄道の駅として開業(1代目)。
  • 1916年(大正5年)5月10日 - 星川駅廃止。
  • 1927年昭和2年)9月8日 - 星川駅が貨物駅として開業届出(2代目)。
  • 1932年(昭和7年)11月1日 - 星川駅旅客営業開始。
  • 1934年(昭和9年)6月27日 - 社名変更により、北勢電気鉄道の駅となる。
  • 1944年(昭和19年)2月11日 - 会社合併により、三重交通の駅となる。
  • 1944年(昭和19年)7月1日 - 星川駅休止。
  • 1964年(昭和39年)2月1日 - 事業譲渡により、三重電気鉄道の駅となる。
  • 1965年(昭和40年)4月1日 - 近畿日本鉄道が三重電気鉄道を合併し近鉄の駅となる。
  • 1969年(昭和44年)5月15日 - 星川駅廃止。
  • 2005年平成17年)3月17日 - 新設星川駅が、三重県が定める「三重県だれもが住みよい福祉のまちづくり推進要綱」「三重県バリアフリーのまちづくり推進条例」の整備基準に基づいていることを示す適合証交付施設となる(駅開業前での適合証交付)。
  • 2005年(平成17年)3月26日 - 三岐鉄道により坂井橋駅を廃止し、約500m西方に星川駅(3代目)開業。時間帯(平日の6:30 - 10:00・15:00 - 20:30、土曜日の8:00 - 17:00、日祝日の9:00 - 17:00)により有人駅となる。既設のスーパー駐車場の一部(駐車場最東端部分:15台分)が鉄道利用者用無料駐車場となる。
  • 2005年(平成17年)6月1日 - 駅舎内に自動券売機・自動精算機・自動改札機が設置され、東員駅からの遠隔制御による営業が開始される。
  • 2007年(平成19年)4月1日 - 有人時間帯が変更となる(平日の7:00 - 10:00・14:30 - 20:00、土日祝日の8:00 - 17:00)。
  • 2007年(平成19年)6月1日 - 既設の駅前無料駐車場北側のスーパー駐車場の一部(25台分)が鉄道利用者用無料駐車場に変更となり、合計40台駐車可能となる。
  • 2008年(平成20年)3月24日 - 有人時間帯が変更となる(平日の7:00 - 20:00、土日祝日の8:00 - 17:00)。
  • 2010年(平成22年)2月10日 - 駅舎南側に駐車場が33台分、東側に駐輪場が45台分新設される。

隣の駅[編集]

三岐鉄道
北勢線
在良駅 - 星川駅 - 七和駅

2005年(平成16年)3月25日まで、在良駅との間に坂井橋駅があった。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]