福井県道107号泊小浜停車場線

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福井県道107号標識

福井県道107号泊小浜停車場線(ふくいけんどう107ごう とまりおばまていしゃじょうせん)は福井県小浜市内の集落および国道主要地方道観光地を結ぶ一般県道である。

路線概要

小浜市北部の内外海半島の先端附近の泊集落と小浜駅を結ぶ役割を担っている。さらに内外海半島の根本附近から分岐し久須夜ヶ岳山頂付近まで至る、2002年平成14年)まで有料道路であった久須夜ヶ岳エンゼルラインの区間も県道指定されている。内外海半島を走る県道はこの一本しかなく、かなり広い半島のためこの県道が重要な道路となっている。また接続している県道が全て主要地方道という変わった側面を持つ県道でもある。

路線データ

道路状況

起点附近は住宅地の細々とした道だが、集落の終わりから国道162号交差点までは片側一車線でトンネルもある走りやすい道である。しかし小浜市街で一度国道162号と分岐し細い路地に入り、離合困難な軒先すれすれの狭路に変貌する。案内無しの右左折もあり、道自体の悪さも相まって非常に走りにくい区間である。再び国道162号と重複し、すぐに分岐してからは近年作られた区間であり、片側一車線、右折レーン歩道も設けられた高規格な道路となっている。この走りやすい区間を抜け再び国道162号と重複すると終点の小浜駅までそのままである。上記の狭路の区間は小浜駅から泊集落を目指す上で通る必要は全く無く、内外海半島の根本まで国道162号で走るのが最も早く確実な方法である。そのため県道107号の主たる利用区間は小浜市街の新しい区間と内外海半島内の区間のみといえる。全体として使われることはまず無い県道といえるだろう。

接続道路

沿線

関連項目