王子小劇場
王子小劇場 | |
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情報 | |
正式名称 | 王子小劇場 |
旧名称 | 花まる学習会王子小劇場 |
完成 | 1998年7月1日 |
開館 | 1998年7月7日 |
開館公演 | 北区つかこうへい劇団〜こけら落とし公演3本立て〜[1] |
収容人員 | 94人 |
旧用途 | 倉庫 |
運営 | 佐藤商事 |
所在地 | 東京都北区王子1-14-4 B1F |
位置 | 北緯35度45分20.6秒 東経139度44分14.8秒 / 北緯35.755722度 東経139.737444度座標: 北緯35度45分20.6秒 東経139度44分14.8秒 / 北緯35.755722度 東経139.737444度 |
王子小劇場(おうじしょうげきじょう)は、東京都北区王子にあるフラットスペース型の劇場である。
歴史
王子駅前にある佐藤電機の店舗と倉庫を立て替え、地下を倉庫にするという計画を聞いた佐藤孝治が、駅前に倉庫はもったいないと考え、「この場所に劇場を創るべきだ」と一念発起。初代王子小劇場代表・芸術監督となる玉山悟とともに立ち上げた[2]。
1998年に開場。現代演劇や舞踊の舞台として用いられるほか、学生観劇支援事業(スカラシップ)、演出家養成支援事業(ディレクターズワークショップ)など支援事業にも取り組み、小劇場では珍しく芸術監督を置いている。キャッチフレーズは「たたかう劇場」[3]。
2016年4月9日、運営する佐藤商事がこうゆうと3年間のネーミングライツ(施設命名権)販売について、基本合意[2]。2016年6月1日から「花まる学習会王子小劇場」(はなまるがくしゅうかいおうじしょうげきじょう)の名称となる[4]。
このほか地域還元プロジェクトとして王子落語会(年2回)、シアタープロレス、北区民と演劇を作るプロジェクト(北区文化振興財団との共催)も行っている[2]。
2014年に芸術監督に北川大輔を迎え、「劇場は、潰れます。」(2016年、劇場支援会員募集)のコピーが話題となった[5]。
ネーミングライツ契約終了により、2022年1月1日より劇場名を再び「王子小劇場」に変更した。
芸術監督
制定
佐藤佐吉賞
- 王子小劇場が制定する演劇賞。作品賞、主演、助演男優、主演、助演女優賞のほか、脚本賞、演出賞、舞台美術賞、照明賞、音響賞、衣装賞。宣伝美術賞の12部門(年度により特別賞がある場合あり)。旧称王子小劇場アワード。翌年の新年会にて発表、表彰式が行われる。
佐藤佐吉演劇祭
- 王子小劇場が開催する演劇の祭典。2004年から2年に一度、夏から秋にかけて開催される。
アクセス
王子駅より徒歩5分。
JR京浜東北線は「北口」。東京メトロ南北線は「4番出口」から、それぞれ北本通りを直進。
脚注
- ^ “北区つかこうへい劇団「こけら落とし公演3本立て」”. 花まる学習会王子小劇場ブログ (1998年7月7日). 2016年7月7日閲覧。
- ^ a b c “王子小劇場ネーミングライツ販売による名称変更 記者発表会のお知らせ”. 花まる学習会王子小劇場ブログ (2016年4月4日). 2016年7月7日閲覧。
- ^ “王子小劇場の名称が6月1日から「花まる学習会王子小劇場」に”. エントレ|演劇動画ニュース (2016年4月13日). 2016年7月7日閲覧。
- ^ “『教育×演劇』のシナジーを期待 「花まる学習会王子小劇場」命名権締結”. 舞台制作PLUS+ (2016年4月28日). 2016年7月7日閲覧。
- ^ “「劇場は、潰れます。」王子小劇場・北川大輔芸術監督が経営状況を赤裸々に公表、存続のために劇場支援を訴える――真壁茂夫氏「麻布die pratzeの閉館について」と並ぶ名文!”. fringe watch (2016年2月20日). 2016年7月7日閲覧。
- ^ “【40歳定年制導入】王子小劇場・芸術監督玉山悟氏が退任、北川大輔氏が就任へ”. 舞台制作PLUS+ (2016年4月4日). 2016年7月7日閲覧。
- ^ Inc., Natasha,. “王子小劇場芸術監督、北川大輔の後任にぬいぐるみハンター・池亀三太 - ステージナタリー”. ステージナタリー. 2018年4月13日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 王子小劇場
- 王子小劇場 (@ojishogekijo) - X(旧Twitter)