王一郎
王 一郎（おう いちろう、1942年5月[1]14日 - ）は、兵庫県神戸市出身[1]の実業家。北海道函館市を中心としたハンバーガーショップチェーン・ラッキーピエロの創業者である。
経歴[編集]
両親は神戸市で呉服商や化粧品店を営んでいた華僑[2]。兵庫県立神戸商業高等学校卒業後、千葉で叔父の仕事を手伝う。21歳で独立して中華料理店を経営した後[1]、27歳より函館に移住[1]。パブを数店経営したのち[1]、1987年にラッキーピエロ1号店・函館ベイエリア本店を開店した[1]。看板メニューの「チャイニーズチキンバーガー」は年間55万食を超える人気を誇り[1]、ご当地バーガーとして認知されている[1]。経営理念は「愛を込めた社員教育とお客様主導の顧客満足型経営」。
2018年5月15日に有限会社ラッキーピエログループの社長を退任、後任に長女の未来が就任[3]。
脚注[編集]
- ^ a b c d e f g h “函館の名物バーガー「ラッキーピエロ」、創業社長退任へ：朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2018年4月27日). 2023年2月17日閲覧。
- ^ “朝日新聞デジタル：王一郎さん（２）僑２世、一等地で産声 - 北海道 - 地域”. www.asahi.com. 朝日新聞社. 2023年2月17日閲覧。
- ^ 函館のラッキーピエロ、王一郎社長退任へ 日本経済新聞2018年5月1日閲覧。
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