玉縄桜
玉縄桜 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Prunus x yedoensis 'Tamanawa-zakura' | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
玉縄桜 |
玉縄桜(たまなわざくら)は、神奈川県鎌倉市にある神奈川県立フラワーセンター大船植物園にて染井吉野(ソメイヨシノ)の早咲きのもの中から選ばれ育成されたもので、1990年(平成2年)に品種登録されたサクラの園芸品種である[1]。「玉縄桜を広める会」によって植樹も行われている[2]。カタカナで「タマナワザクラ」と表記する場合もある。山口県などに寄贈されたことがある。
名前の由来
フラワーセンター大船植物園の近くにかつてあった、玉縄城にちなんで名づけられた[3]。
特徴
ソメイヨシノがベースとなっている桜。ソメイヨシノより早咲きのため、気温の低い時期に咲き、鑑賞期間が長い。数はまだまだ少ない。
ソメイヨシノがベースとなっているため、玉縄桜ももとをたどれば、大島桜(オオシマザクラ)と江戸彼岸(エドヒガン)の雑種が含まれている。
外見的特徴
- ソメイヨシノより早咲きで、2月中旬から咲き始め、3月上旬に見頃を迎える[1]。
- ソメイヨシノより、花びらはピンク色がやや濃い[1]。
- 葉は長い楕円形で、互い違いに生える[1]。
- 葉の縁には鋭い大きなギザギザと細かなギザギザがある[1]。
- 高さは5メートルから15メートルくらいである[3]。
花言葉
高尚・純潔・心の美・優れた美・精神美・淡泊[3]
その他
- フラワーセンター大船植物園からほど近い大船観音寺のキャラクター「のんちゃん」は、好きな物に「玉縄桜」を挙げている[4]。
- フラワーセンター大船植物園以外では、砂押川プロムナード[2]。や鶴岡八幡宮参道段葛などでも見られる
- 「かまくらと三浦半島の古木・名木50選」にも選ばれている[5]。
関連項目
脚注