猫田ゆかり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
猫田 ゆかり
生誕 日本愛知県
職業 漫画家
活動期間 2013年 -
ジャンル 青年漫画
代表作 『SAKURA TABOO』[1]
天空の蜂[1]
テンプレートを表示

猫田 ゆかり(ねこた ゆかり)は、日本漫画家愛知県出身[2]、在住[3]。代表作は『SAKURA TABOO』、東野圭吾原作の『天空の蜂[1]2013年、『Dモーニング新人増刊号』(講談社)にて発表された『黒い紋章』でデビュー[4][5][1]2021年より『コンプティーク』(KADOKAWA)にて『ニッターズハイ!』を連載している[6]

来歴[編集]

『黒い紋章』が第62回ちばてつや賞で入選を受賞[7][2]。同作が2013年12月19日に配信された『Dモーニング新人増刊号』(講談社)で好評を博し[4][5]、2014年に『モーニング』(同)7号に掲載[5]。同作でデビューを果たす[1]。その7年後を舞台にした『SAKURA TABOO』の連載を同誌16号より開始[7]

2015年、『イブニング』(同)5号より東野圭吾の小説のコミカライズ『天空の蜂』の連載を開始[8]

2021年、『コンプティーク』(KADOKAWA)4月号より『ニッターズハイ!』の連載を開始[6]

人物[編集]

刑事の熱いドラマが好き[2]。ネームの段階からパソコンを使ってデジタルで執筆している[2]

帯状疱疹になり痛みにより何もできなかった時に、あまり痛みを感じなかったという編み物にはまる[3]。それがきっかけとなり『ニッターズハイ!』を執筆[3]

評価[編集]

ちばてつや賞を受賞した際に、ちばてつやから「キャラクターもとても綺麗にうまく描いているし、背景なんかもうまいし、問題はほとんどない」と言われている[2]

作品リスト[編集]

連載[編集]

読み切り[編集]

  • 黒い紋章(『モーニング』2014年7号[5]、講談社) - デビュー作[1]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f 「手芸のエンタメ化はどこまでできるのか?」『編み物ざむらい』横山起也×『ニッターズハイ!』猫田ゆかりトークイベント”. ニュースキャスト. ソーシャルワイヤー (2022年12月16日). 2023年5月4日閲覧。
  2. ^ a b c d e 第62回 ちばてつや賞”. モーニング. 講談社. 2021年7月19日閲覧。
  3. ^ a b c 手芸は「呪い」を解く? 男子高校生が編み物を通して自分を取り戻す漫画「ニッターズハイ!」作者に聞く”. ハフポスト (2021年7月7日). 2021年7月19日閲覧。
  4. ^ a b “Dモーニング新人増刊号、コージィ城倉&東村アキコ読切も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年12月19日). https://natalie.mu/comic/news/106135 2021年7月19日閲覧。 
  5. ^ a b c d “星野之宣がモーニングに登場!恐竜時代描く科学ミステリー”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年1月16日). https://natalie.mu/comic/news/107880 2021年7月19日閲覧。 
  6. ^ a b c “「ぐだぐだエース」新展開第1回は沖田総司の話、コンプティーク新連載3本開始”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年3月10日). https://natalie.mu/comic/news/419535 2021年7月19日閲覧。 
  7. ^ a b c “モーニングで警察のタブーに挑むクライムサスペンス始動”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年3月19日). https://natalie.mu/comic/news/112428 2021年7月19日閲覧。 
  8. ^ a b “東野圭吾のサスペンス「天空の蜂」イブニングでマンガ化、映画化決定の話題作”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年2月10日). https://natalie.mu/comic/news/138149 2021年7月19日閲覧。 
  9. ^ 『SAKURA TABOO(3)』(猫田ゆかり)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年7月19日閲覧。
  10. ^ “東野圭吾「天空の蜂」マンガ版がイブニングで完結、単行本も本日発売”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年9月8日). https://natalie.mu/comic/news/159409 2021年7月19日閲覧。 

外部リンク[編集]