犀川ダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。NALA Wiki (会話 | 投稿記録) による 2011年5月27日 (金) 16:06個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (和暦追加、当項目と直接関係のない記事を削除)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

犀川ダム
所在地 左岸:石川県金沢市二又新町
右岸:石川県金沢市二又新町
位置 北緯36度25分51秒 東経136度44分48秒 / 北緯36.43083度 東経136.74667度 / 36.43083; 136.74667
河川 犀川水系犀川
ダム湖 犀川湖
ダム諸元
ダム型式 重力式コンクリートダム
堤高 72.0 m
堤頂長 160.0 m
堤体積 152,800
流域面積 57.8 km²
湛水面積 0.59 ha
総貯水容量 14,300,000 m³
有効貯水容量 11,950,000 m³
利用目的 洪水調節不特定利水
上水道工業用水発電
事業主体 石川県
電気事業者 金沢市企業局
発電所名
(認可出力)
新寺津発電所
(16,200キロワット)
施工業者 飛島建設
着手年/竣工年 1960年/1965年
テンプレートを表示

犀川ダム(さいがわダム)は石川県金沢市二級河川犀川本流上流部に建設されたダムである。

石川県が管理を行う県営ダムで、高さ72.0m重力式コンクリートダム。犀川及び浅野川の治水、金沢市への利水、及び日本では極めて少ない市営による水力発電を目的に、国庫の補助を受けて建設された補助多目的ダムである。犀川水系で初めて建設されたダムであり、支流内川に建設された内川ダムや現在犀川下流に建設中の辰巳ダムと共に犀川・浅野川の治水と金沢市の利水に重要な役割を担う。ダムによって形成された人造湖は河川名を採って犀川湖(さいがわこ)と命名された。

地理

沿革

目的

1960年昭和35年)に洪水調節灌漑用水上水道工業用水発電を目的に建設が着工した。これに伴って金沢市二又新町、倉谷町などが廃町となった。水力発電事業に関しては金沢市企業局が行っている。下流域には新寺津発電所、上寺津発電所、新辰巳発電所などがある。

周辺

関連項目

参考文献

外部リンク