清浄院 (さいたま市)

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清浄院
所在地 埼玉県さいたま市北区吉野町1-36-2
位置 北緯35度57分05.3秒 東経139度36分52.1秒 / 北緯35.951472度 東経139.614472度 / 35.951472; 139.614472座標: 北緯35度57分05.3秒 東経139度36分52.1秒 / 北緯35.951472度 東経139.614472度 / 35.951472; 139.614472
山号 長松山
院号 清浄院
宗派 真言宗智山派
本尊 不動明王
創建年 不詳
開基 岸将監
中興年 天正2年(1574年
中興 寿伝
法人番号 3030005000295 ウィキデータを編集
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清浄院(しょうじょういん)は、埼玉県さいたま市北区にある真言宗智山派寺院

歴史

創建年代は不明である。寺伝によると、当地の庄屋「岸将監」が自分の屋敷内に庵を建てて、行基作と伝えられる阿弥陀如来像を安置し、僧侶を配置したのが当寺の起源である[1]

その後、1574年天正2年)に現在地に移転した。これまで開基の岸将監が庄屋だったこともあり、「庄屋坊」と呼ばれていたが、この時に「清浄院」の名称が定められた[1]

当寺の寺宝で埼玉県の文化財に指定されている「絹本着色両界曼荼羅」は、同市同区今羽町にあった廃寺「三明院」から移されたものである[1]

文化財

  • 絹本着色両界曼荼羅(埼玉県指定有形文化財 昭和33年3月20日指定)[2]
  • 清浄院のサルスベリ(さいたま市指定天然記念物 昭和61年2月7日指定)[3]

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b c 埼玉県佛教会 監修『埼玉のお寺 埼玉県寺院全集』千秋社、2001年、102p
  2. ^ 埼玉県文化財目録埼玉県、54p
  3. ^ 清浄院のサルスベリさいたま市

参考文献

  • 埼玉県佛教会 監修『埼玉のお寺 埼玉県寺院全集』千秋社、2001年