波多野福太郎
波多野 福太郎（はたの ふくたろう、1890年（明治23年） - 1974年（昭和49年）12月）は、日本のジャズ・オーケストラ指揮者、ヴァイオリニスト。
経歴
東京芝中門出身。東洋音楽学校（現東京音楽大学）ヴァイオリン科卒業[1]。在学中はヴァイオリンをアウグスト・ユンケルに、チェロをウエルク・マイステル、コルネットを西郷直袈裟に習う。
1912年より8年間アメリカ航路の客船に乗り込んだ後、1921年頃、弟の波多野鑅次郎と共にセミクラシックのハタノ・オーケストラ（後の日本交響楽協会）を結成[2][3][4]。映画館の幕間演奏や、花月園ダンスホールなどで演奏活動を行うなど、それまで日本に無かったジャズのパート譜や演奏技術を日本に持ち込み、創成期の日本ジャズ発展に大きく貢献した[2]。
作品
脚注
- ^ a b 平成19年度 学校法人東京音楽大学 事業報告書 {{{1}}} (PDF) 3頁目「金春マーチ」作曲者欄に注記有り。
- ^ a b もう一度響け 金春マーチ 読売新聞社、2006年11月28日付
- ^ 横浜開港150周年：音楽評論家・瀬川さん、ジャズの記念講演 ／神奈川 読売新聞社、2009年2月20日付
- ^ ジャズ MSNエンカルタ百科事典ダイジェスト
- ^ 乗泉寺吹奏楽団 楽団の紹介
参考文献
- 『ポピュラー音楽人名事典』日外アソシエーツ、1994年7月1日（初版）、ISBN 978-4816912238。