榎本了壱
榎本 了壱(えのもと りょういち、1947年 - )は、日本のアートディレクター。
東京都出身。武蔵野美術大学造形学部商業デザイン学科卒。1969年同校卒業後、寺山修司の映画の美術を担当し、雑誌『ビックリハウスsuper』の編集長を経て、1986年アタマトテ・インターナショナルを主宰する。その後、NHKの企画や展示をプロデュース、「世界デザイン博住友館」の総合プロデュースを担当。広告批評などでデザイン論評を寄せている。2006年、コムコム.com(komu-komu.com)を配信開始。
現在京都造形芸術大学教授・情報デザイン学科長、日本文化デザインフォーラム幹事。全税共文化財団理事。
著書
- 『ダサイズムの逆襲』パルコ出版局 1985
- 『脳業手技 榎本了壱のアイディア・ノート』マドラ出版 2000
- 『東京モンスターランド 実験アングラ・サブカルの日々』晶文社 2008
共編著
- 『アートウイルス』(ISBN 9784891942397)
- 『ビックリハウス131号 - 「ビックリハウス」なんて知らない!ビックリハウス住宅展示場カタログ』(ISBN 9784891946814)
- 『アーバナートメモリアル1980 - 1999 - 日本グラフィック展・オブジェTOKYO展・アーバナート20年のドキュメント』(ISBN 9784891946029)
- 『おくのほそ道 裏譚』(ISBN 9784797420500)
- 『タタラ風の町』
- 『東京モンスターランド―実験アングラ・サブカルの日々』(ISBN 9784794967336)
など。