桔梗湯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Sea salt (会話 | 投稿記録) による 2021年12月25日 (土) 13:41個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎効果・効能)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

桔梗湯(ききょうとう)は、漢方方剤の一つ。

効果・効能

通常、扁桃とその周囲の炎症による、咽喉の腫れと痛みを和らげる[1]

適応症

咽喉が腫れて痛む次の諸症:扁桃炎扁桃周囲炎[2]

組成

甘草桔梗[2]

相互作用

併用注意

次の薬剤との併用により、偽アルドステロン症ミオパチーが出現しやすくなる[2]

  1. 甘草含有製剤
  2. グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤
  3. ループ系利尿剤
  4. チアジド系利尿剤

副作用

次の副作用がある[2]

重大な副作用

偽アルドステロン症、ミオパチー

注意事項

高齢者は生理機能の低下、妊産婦、授乳婦、小児は安全性が未確立であり、注意が必要である[2]

脚注

  1. ^ ツムラ桔梗湯エキス顆粒(医療用)” (PDF). くすりのしおり. ツムラ (2015年7月). 2018年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月28日閲覧。
  2. ^ a b c d e ツムラ製品情報『ツムラ桔梗湯』