ツムラ
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| 種類 | 株式会社 | ||
|---|---|---|---|
| 市場情報 |
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| 本社所在地 | 107-8521 東京都港区赤坂二丁目17番11号 赤坂シグマタワービル[1] |
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| 設立 | 1936年4月25日 | ||
| 業種 | 医薬品 | ||
| 事業内容 | 医薬品、雑貨品などの製造販売 | ||
| 代表者 | 芳井順一(代表取締役社長) | ||
| 資本金 | 194億8,700万円(2006年3月31日現在) | ||
| 売上高 | 861億2500万円(2006年3月期) | ||
| 従業員数 | 2,156名(2007年3月31日現在) | ||
| 決算期 | 3月 | ||
| 主要株主 | 日本トラスティ・サービス信託銀行 (8.39%) 日本マスタートラスト信託銀行 (5.13%) 三菱東京UFJ銀行 (3.81%) (2007年9月30日現在) |
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| 主要子会社 | 関連会社の項を参照 | ||
| 関係する人物 | 津村重舎 | ||
| 外部リンク | http://www.tsumura.co.jp/ | ||
株式会社ツムラ(英称:Tsumura & Co.)は、東京都港区赤坂に本社を置く漢方薬品メーカーである。1893年創業。医療用漢方薬では日本国内シェアの8割以上を占める(2007年9月末現在)[2]。また、一般用医薬品(OTC)の漢方部門でもクラシエ薬品などとシェアを寡占する(業界3位)。
スローガンは「自然と健康を科学する」であるが、津村順天堂時代には「漢方を科学する」を名乗っていた[3]。
目次 |
[編集] 概要
- 大和国(現在の奈良県)に生まれた初代津村重舎が上京し、日本橋に漢方薬局を開いたのが始まり。津村が故郷から受け継いだ秘薬を元に改良され、創業と同時に発売された、婦人保健薬「中将湯」が評判を呼び、驚異的な売り上げを記録する。その他にも胃腸薬「ヘルプ」(1907年発売:現在は製造されていない)も発売されて、評判を呼ぶ。
- 中将湯を精製する過程ででるくずを従業員が持ち帰り風呂に入れたところ、夏のあせもが消え、冬には体のシンから温まるという経験をヒントに、1900年に「くすり湯中将湯」を発売した。さらにこれを改良・研究の結果を得て「バスクリン」となり、「中将湯」と共にロングセラー商品となる。
- 1936年に改組。当初の社名は株式会社 津村順天堂だったが、1988年にCIを導入、現在の社名に変更[4]。
- 入浴剤「バスクリン」シリーズ、ヘア・ケア商品「モウガ」シリーズをはじめとする家庭用品部門については、2006年10月よりツムラの100%子会社であるツムラ ライフサイエンス株式会社に引き継がれた。
- 1980年代には事業拡大を目的に「ツムライリュージョン」という名称でサーカスを日本国外から呼んでいた。さらに「ツムラ化粧品」も展開していたが、いずれもバブル崩壊による業績悪化で撤退し、その後「特別背任事件」が起こることとなる。
[編集] 沿革
- 1893年:初代津村重舎が津村順天堂の商号で創業。婦人用生薬製剤「中将湯」の生産販売を開始。
- 1900年:くすり湯浴剤「中将湯」発売
- 1919年:目黒工場竣工
- 1924年:漢方生薬の研究を目的として津村研究所と津村薬草園を設立
- 1926年:学術雑誌「植物研究雑誌」(主宰:牧野富太郎)を創刊
- 1930年:芳香入浴剤「バスクリン」の生産販売を開始
- 1936年:株式会社化
- 1941年:津村重舎 (二代目)が社長に就任
- 1943年:満州津村順天堂を奉天に設立
- 1948年:土壌害虫駆除用農薬「D-D」の輸入販売を開始
- 1952年:中央区日本橋に本社竣工、中将湯ビルとして運用される
- 1954年:婦人薬「ラムール」発売
- 1959年:大宮工場竣工(1965年閉鎖)
- 1962年:津村交易株式会社を吸収合併
- 1964年:バスクリン静岡工場竣工
- 1972年:浴槽洗浄剤「バスピカ」発売
- 1976年:漢方製剤が薬価基準収載
- 1976年:津村昭が三代目社長に就任
- 1978年:株式公開
- 1982年:東証一部上場
- 1983年:富士枝急送株式会社(現株式会社ロジテムツムラ)に出資
- 1983年:茨城工場竣工
- 1983年:日本生薬株式会社を設立
- 1986年:千代田区二番町(通称:麹町・日本テレビ放送網麹町分室向かい)に本社竣工、移転
- 1986年:入浴剤「日本の名湯」発売
- 1988年:社名をツムラへ変更
- 1990年:深セン津村薬業有限公司を設立
- 1991年:Pacific Marketing Alliance,Inc.をパルタックとの合弁で設立(後にマンダム、エステー化学、太田胃散、キンカンも出資)
- 1992年:ツムラ日本漢方記念館開館
- 1995年:風間八左衛門(初代津村重舎の孫)が四代目社長に就任
- 1997年:創業一族の津村昭(元社長)が巨額債務保証で特別背任罪で逮捕。およそ10年間にわたる経営再建を余儀なくされる(ツムラ事件)。
- 1999年:行動勲章「ツムラスタンダード」を制定
- 2000年:上海津村製薬有限公司を設立
- 2000年:TSUMURA USA,INC.を設立
- 2004年:創業一族以外で初の社長誕生(芳井順一)
- 2005年:日本生薬株式会社を吸収合併
- 2006年:家庭用品部門を分社化(社名:ツムラ ライフサイエンス株式会社)。本社ビル及び六番町ビルを売却
- 2007年:港区赤坂に本社を移転
- 2007年:Pacific Marketing Alliance,Inc.の持分をJFC INTERNATIONAL INC.(キッコーマングループ)へ売却。
- 2008年:家庭用品を扱う子会社であるツムラ ライフサイエンス株式会社の全株式を投資ファンドのWISE PARTNERSへ売却した。ツムラ ライフサイエンス株式会社はWISE PARTNERSの子会社と2009年3月期中に合併し、ツムラ ライフサイエンス株式会社の現経営陣や従業員の一部が自社株取得(MBO)により資本参加する予定。
[編集] 製品・商品
[編集] 医療用医薬品
[編集] 医療用漢方製剤
| 医療用漢方製剤(129処方(エキス顆粒剤128処方、軟膏剤1処方)) | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| 葛根湯 | 葛根湯加川芎辛夷 | 乙字湯 | - | 安中散 | 十味敗毒湯 | 八味地黄丸 | 大柴胡湯 | 小柴胡湯 | 柴胡桂枝湯 |
| 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| 柴胡桂枝乾姜湯 | 柴胡加竜骨牡蛎湯 | - | 半夏瀉心湯 | 黄連解毒湯 | 半夏厚朴湯 | 五苓散 | 桂枝加朮附湯 | 小青竜湯 | 防已黄耆湯 |
| 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
| 小半夏加茯苓湯 | 消風散 | 当帰芍薬散 | 加味逍遙散 | 桂枝茯苓丸 | 桂枝加竜骨牡蛎湯 | 麻黄湯 | 越婢加朮湯 | 麦門冬湯 | 真武湯 |
| 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 |
| 呉茱萸湯 | 人参湯 | 大黄牡丹皮湯 | 白虎加人参湯 | 四逆散 | 木防已湯 | 半夏白朮天麻湯 | 当帰四逆加呉茱萸生姜湯 | 苓桂朮甘湯 | 猪苓湯 |
| 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 |
| 補中益気湯 | - | 六君子湯 | - | 桂枝湯 | 七物降下湯 | 釣藤散 | 十全大補湯 | - | 荊芥連翹湯 |
| 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 |
| 潤腸湯 | 薏苡仁湯 | 疎経活血湯 | 抑肝散 | 麻杏甘石湯 | 五淋散 | 温清飲 | 清上防風湯 | 治頭瘡一方 | 桂枝加芍薬湯 |
| 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 |
| 桃核承気湯 | 防風通聖散 | 五積散 | 炙甘草湯 | 帰脾湯 | 参蘇飲 | 女神散 | 芍薬甘草湯 | 茯苓飲 | 香蘇散 |
| 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 |
| 四物湯 | 甘麦大棗湯 | 柴陥湯 | 調胃承気湯 | 四君子湯 | 竜胆瀉肝湯 | 芎帰膠艾湯 | 麻杏薏甘湯 | 平胃散 | 柴胡清肝湯 |
| 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 |
| 二陳湯 | 桂枝人参湯 | 抑肝散加陳皮半夏 | 大黄甘草湯 | 神秘湯 | 当帰飲子 | 六味丸 | 二朮湯 | 治打撲一方 | 清肺湯 |
| 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 |
| 竹筎温胆湯 | 滋陰至宝湯 | 滋陰降火湯 | - | 五虎湯 | 柴朴湯 | 大防風湯 | 黄耆建中湯 | 小建中湯 | 大建中湯 |
| 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 |
| 升葛根湯 | 当帰湯 | 酸棗仁湯 | 辛夷清肺湯 | 通導散 | 温経湯 | 牛車腎気丸 | 人参養栄湯 | 小柴胡湯加桔梗石膏 | 立効散 |
| 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 |
| 清心蓮子飲 | 猪苓湯合四物湯 | 三黄瀉心湯 | 柴苓湯 | 胃苓湯 | 茯苓飲合半夏厚朴湯 | 茵蔯五苓散 | 苓姜朮甘湯 | 苓甘姜味辛夏仁湯 | 黄連湯 |
| 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 |
| 三物黄芩湯 | 排膿散及湯 | 当帰建中湯 | 川芎茶調散 | 桂枝茯苓丸加薏苡仁 | 麻子仁丸 | 麻黄附子細辛湯 | 啓脾湯 | - | - |
| 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 501 | |
| - | - | 大承気湯 | 桂枝加芍薬大黄湯 | 茵蔯蒿湯 | 清暑益気湯 | 加味帰脾湯 | 桔梗湯 | - | 紫雲膏 |
- 注) 「-」は製品番号/識別コードの欠番。
- 製品番号/識別コードの1桁目の数字ごとに識別向上のための色が決められている。
[編集] 漢方製剤以外
[編集] OTC医薬品
[編集] 漢方製剤
- 漢方エキス顆粒:葛根湯、乙字湯、柴胡加竜骨牡蛎湯、小青竜湯、柴胡桂枝湯、防已黄耆湯、当帰芍薬散料、加味逍遙散、桂枝茯苓丸料、麻黄湯、麦門冬湯、桔梗湯、カンポアズマ(神秘湯と半夏厚朴湯の合剤)
- 漢方錠剤:葛根湯、柴胡桂枝湯、小青竜湯
- 漢方内服液:葛根湯、カコナミン学童用シロップ(葛根湯)、柴胡桂枝湯、麦門冬湯、小青竜湯、麻黄湯
- 漢方トローチ桔梗湯
[編集] 漢方製剤以外
[編集] 関連会社
[編集] 連結子会社
- 株式会社ロジテムツムラ(100%)
- 株式会社クリエイティブサービス(100%)
- 深セン津村薬業有限公司(100%)
- 上海津村製薬有限公司(63%)
- TSUMURA USA,INC.(100%)
[編集] 非連結子会社
- ツムラ総合管理株式会社
- 株式会社臨床情報センター
- 吉林林村中薬開発有限公司
- 湖北湖林中薬材開発有限公司
- 安徽安林中薬開発有限公司
[編集] 持分法適用関連会社
- 四川川村中薬材有限公司(26%)
[編集] 関係会社
- ツムラ ライフサイエンス株式会社 - 「バスクリン」シリーズほか
[編集] 提供番組
[編集] 現在
- FNNスピーク
- FNNスーパーニュース
- ウーマン'sサロン
- 全国一斉!日本人テスト
- 財津和夫の人生ゲーム21(一社提供。2009年4月~)
[編集] 過去
- 週刊ツムラ街角パラダイス
- ツムラ・ミュージックタイムマシーン
- ツムラ街角ヤッホークイズ
- 漢方健康相談
- 所ジョージのモノMONOウォーズ
- 所さんのただものではない!
- (たけし・逸見の)平成教育委員会
- 奇跡体験!アンビリバボー
- サタ★スマ
- FNNニュースレポート11:30
- カックラキン大放送!!
- マチャアキのシャカリキ大放送!!
- コント55号のなんでそうなるの?
- ハッチャキ!マチャアキ!!
- 日曜日だョ!ドリフターズ!!
- JNNニュースデスク
- NNNきょうの出来事
- 小川宏ショー
- おはよう!ナイスデイ
- 報道2001
- 健康家族ABC
- 脳内エステ IQサプリ
- めざましテレビ
- 水10!
- 私のジャズコレクション - 津村昭が単独出演、自社提供した(アール・エフ・ラジオ日本、~1996年10月)
[編集] CM出演者
[編集] 現在
- 桐島かれん - 企業CM
- 山口智充(DonDokoDon) - バスクリン
- 関めぐみ - ソフレ
[編集] 過去
- 伊丹十三 - ツムラの日本の名湯シリーズ
- 井筒和幸 - きき湯
- うつみ宮土理 - きき湯
- 掛布雅之 - きき湯(ナレーター)
- 菊池桃子 - 企業CM
- Kiroro - クールバスクリン
- 小谷実可子 - 企業CM
- KONISHIKI - クールバスクリン
- 小林カツ代 - キッチンアクアショット
- 篠原涼子 - ソフレ
- セルジオ越後 - きき湯(ナレーター)
- 田中律子 - ソフレ
- 中島知子(オセロ) - きき湯
- 萩本欽一 - バスクリン
- ヒデとロザンナ - バスクリン
- 藤原紀香 - バスクリン・カラダプラス
- 増田明美 - きき湯(ナレーター)
- 細野晴臣 - きき湯
- 宮本信子 - ツムラの日本の名湯シリーズ
- 安田怜子(エムシーシスターモデル) - きき湯
- 吉田恵 - クールバスクリン、フゥ~半身浴set
- 若槻千夏 - きき湯
- 渡瀬恒彦 - バスクリン
- 江本孟紀 - ニューバスクリン(1983年頃)
[編集] 補足・脚注
- ^ なお、登記上の住所は2006年3月までは中央区日本橋3丁目4-10にあった中将湯ビルであったが、2006年4月より千代田区二番町(日本テレビ旧本社向かい側)の社屋に変更となった。2007年5月に現住所へ移転することになり、千代田区二番町の社屋と千代田区六番町の社屋は売却された。
- ^ ツムラのビジネス - 製品
- ^ 社名変更前のスローガンで医薬品のCMが放送されるのみであり、その頃からカタカナ書きの「ツムラ」になっていた。
- ^ 「津村順天堂」から「ツムラ」に社名を変更した際のキャッチコピーは「ツムラ君、おめでとう。」になる予定だったが、その当時に昭和天皇が闘病中であったことを配慮し、「ツムラ君をよろしく。」に差し替えた。このコピーを手掛けたのは、後にツムラの入浴剤のCMにも出演したこともある俳優で映画監督の伊丹十三であった。
その後も、「中将湯」のパッケージには「中将姫」マークが引き続き使用されている。
[編集] 参考文献
- 津村重舎『漢方の花ひらく』1993年、善本社、ISBN 4-7939-0308-8

