根田祥一
根田 祥一(こんだ しょういち、1955年 - )は、福音派の信徒説教者、神学校教師。クリスチャン新聞編集顧問、日本ホーリネス教団福音による和解委員会、人権対策室、各委員。日本ローザンヌ委員会委員。JTJ宣教神学校講師。百万人の福音元編集長を務める。思想・良心・信教の自由研究会、聖学院大学総合研究所牧会心理研究会メンバー。韓国の旅客船セウォル号沈没事故では、運行会社の背景にある救援派(クオンパ=韓国の主要キリスト教団から「異端」と認定されている)について、コメンテーターとしてテレビ番組や雑誌で解説。日本共産党の機関紙しんぶん赤旗に集団的自衛権や改憲の問題についてのインタビュー記事が掲載されるなど、社会問題に関する有識者としても活動している。クリスチャントゥデイと山谷真の民事訴訟での2013年の判決文に対しては、「正統的キリスト教とは異なる異端性や、自分たちが否定してきた関係諸団体が張在亨によって設立された国際的な連携をもつ組織であると事実認定されている」とする見解を取っている[1]。またクリスチャントゥデイの親和団体であるあいのひかり教団については、「宗教法人あいのひかり教団はクリスチャントゥデイの創設者である張在亨の傘下にある異端の組織です」としている[2]。
著書
- 『この国に思想・良心・信教の自由はあるのですか』共著 いのちのことば社
- 『ドキュメント異端』『異端からの回心』いのちのことば社
- 誰もが知りたいローザンヌ宣教シリーズ 関西ミッション・リサーチ・センター
- 『名目上のクリスチャン』
- 『続・名目上のクリスチャン』
- 『日本宣教と憲法』共著 日本福音同盟
- 『永遠のシャローム 説教集ホーリネスの礼拝で語られた「平和」』共著 日本ホーリネス教団
- 『和解を紡いだ12年 「戦争責任告白」からの歩み』資料集』共著 日本ホーリネス教団
- 『第5回日本伝道会議・プロジェクト4「地方伝道」報告書』共著 同委員会
- 『第10回シンポジウム「地方伝道を考えるー自立と連帯ー」報告集』共著 北関東神学研修センター
- 『SIGNS第6号 特集:クリスチャンメディアの果たすべき役割と社会的責任』共著 アンデレ宣教神学院
- 『エリヤのように―私は変わる あなたも変わる 日本が変わる―発題とディスカッション』エリヤ会出版委員会編、イーグレープ、2009年
- 『日本ではなぜ、福音宣教が実を結ばなかったのか』共著 研究会Fグループ