松浦馨
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松浦 馨(まつうら かおる、1929年(昭和4年)6月 - )は、日本の法学者。専門は民事訴訟法。学位は、法学博士(名古屋大学・論文博士・1962年)。名古屋大学名誉教授。2008年瑞宝中綬章受章。徳島県出身。
略歴
[編集]- 1946年(昭和21年) 徳島県立徳島中学校卒業。
- 1949年(昭和24年) 第三高等学校文科甲類卒業。
- 1951年(昭和26年) 旧司法試験合格。
- 1952年(昭和27年) 東京大学法学部卒業。
- 1956年(昭和31年) 名古屋大学法学部助手。
- 1958年(昭和33年) 名古屋大学法学部助教授。
- 1962年(昭和37年) 法学博士の学位を名古屋大学より取得。
- 1966年(昭和41年) 名古屋大学法学部教授。
- 1980年(昭和55年) 名古屋大学法学部長。
- 1993年(平成5年) 名城大学法学部教授。名古屋大学名誉教授。
- 2008年(平成20年) 瑞宝中綬章受章。
学会・社会的活動
[編集]日本民事訴訟法学会理事、司法試験第二次試験考査委員、法制審議会幹事、法制審議会民事訴訟法部会委員、法制審議会強制執行制度部会委員、学術審議会科学研究費分科会専門委員、名古屋弁護士会資格審査委員会委員、日本民事訴訟法学会監事、名古屋繊維取引所紛争仲介委員会委員、財団法人民事紛争処理研究基金選考委員会委員長、国際商事仲裁協会商事仲裁研究所運営委員長、日本ローエイシア友好協会顧問、財団法人民事紛争処理研究基金理事を歴任。
著書
[編集]共編著
[編集]- (中野貞一郎)『ワークブック民事訴訟法――質問と解答』(有斐閣〈有斐閣選書〉、1974年)
- (中野貞一郎・鈴木正裕)『民事訴訟法講義――基礎的理論と判決手続』(有斐閣〈有斐閣大学双書〉、1976年)
- (三宅弘人)『別冊法学セミナー 基本法コンメンタール民事保全法』(日本評論社、1993年)
- (青山善充)『現代仲裁法の論点』(有斐閣、1998年)
- (中野貞一郎・鈴木正裕)『新民事訴訟法講義』(有斐閣〈有斐閣大学双書〉、1998年)
- (伊藤眞)『倒産手続と保全処分』(有斐閣、1999年)
- (中野貞一郎・鈴木正裕)『新民事訴訟法講義〔補訂版〕』(有斐閣〈有斐閣大学双書〉、2000年)
- (中野貞一郎・鈴木正裕)『新民事訴訟法講義〔第2版〕』(有斐閣〈有斐閣大学双書〉、2004年)
- (中野貞一郎・鈴木正裕)『新民事訴訟法講義〔第2版補訂版〕』(有斐閣〈有斐閣大学双書〉、2006年)
- (中野貞一郎・鈴木正裕)『新民事訴訟法講義〔第2版補訂2版〕』(有斐閣〈有斐閣大学双書〉、2008年)
脚注
[編集]
外部リンク
[編集]- 「松浦 馨教授 略歴・教育研究業績目録」『名城法学』第52巻第2・3号(2003年)