村田不二三
村田 不二三（むらた ふじぞう、1869年5月4日（明治2年3月23日[1]） - 1957年（昭和32年）11月10日[2]）は、日本の衆議院議員。弁護士。
経歴
伯耆国西伯郡淀江町（現在の鳥取県米子市）出身。二松學舍（現在の二松學舍大学）で学んだ後、獨逸協会学校（現在の獨協大学）を卒業[3]。1891年（明治24年）には東京法学院（現在の中央大学）を卒業し、翌年に代言人試験に合格した[3]。1893年（明治26年）、札幌で弁護士事務所を開業し[3]、後には札幌弁護士会長に選出された[2]。北海道会議員、同副議長、同議長、札幌区会議員（のち札幌市会議員）、札幌市会議長を歴任した[2]。
1930年（昭和5年）、第17回衆議院議員総選挙に出馬し、当選を果たした。
その他、北海道亜麻工業株式会社取締役、札幌松竹座株式会社取締役、北海水力電気株式会社取締役、北海道製鋼株式会社監査役などを務めた[4]。
脚注
参考文献
- 人事興信所編『人事興信録 第9版』人事興信所、1931年。
- 『北海道樺太名士大鑑』北日本出版株式会社、1935年。
- 衆議院・参議院編『議会制度七十年史 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1962年。
