有沙美帆
有沙 美帆(ありさ みほ、10月8日生)は、元宝塚歌劇団雪組の娘役。兵庫県芦屋市、百合学院高等学校出身。身長160cm。愛称は「マコ」。
来歴・人物
1989年、77期生として宝塚音楽学校へ入学。同期生に春野寿美礼(元花組トップスター)、朝海ひかる(元雪組トップスター)、安蘭けい(元星組トップスター)、花總まり(元宙組トップ娘役)などがいる。
1991年、宝塚歌劇団入団。入団時の成績は40人中20番[1]。月組『ベルサイユのばら -オスカル編-』にて初舞台を踏み、翌1992年1月13日[1]に雪組に配属される。
1992年、ニューヨーク公演に最下級生で参加。
1994年、ロンドン公演に最下級生で参加。
1996年、『エリザベート』新人公演でマデレーネ役に抜擢される。
2006年12月24日[1]、『堕天使の涙/タランテラ!』の東京公演千秋楽をもち同期の朝海と共に宝塚退団。
宝塚歌劇団時代の主な舞台出演
- 1992年11月、『TAKARAZUKA“夢”』(ニューヨーク・ドラマシティ)
- 1992年10月、『忠臣蔵〜花に散り雪に散り〜』浮橋
- 1994年1月、『ライト&シャドウ』(ドラマシティ)ステラ
- 1994年7月、『花扇抄』/『扉のこちら』/『ミリオン・ドリームズ』(ロンドン)
- 1994年8月、『ライド・オン』(バウ)
- 1996年2月、『エリザベート -愛と死の輪舞-』新人公演:マデレーネ(本役:星奈優里)
- 1997年3月、『仮面のロマネスク』新人公演:ローズモンド夫人(本役:京三紗)/『ゴールデン・デイズ』
- 1997年9月、『真夜中のゴースト』新人公演:バーランド夫人(本役:小乙女幸)/『レ・シェルバン』
- 1997年12月、『春櫻賦』昼顔/『LET'S JAZZ -踊る五線譜-』
- 1999年11月、『バッカスと呼ばれた男』マルギッタ/『華麗なる千拍子'99』
- 2000年4月、『さらさ笹舟 -明智光秀の光と影-』(バウ)よし乃
- 2000年6月、『デパートメント・ストア』/『凱旋門』役替わり:ケート(本役:花彩ひとみ)
- 2001年2月、『猛き黄金の国 -士魂商才!岩崎彌太郎の青春-』早乙女③/『パッサージュ -硝子の空の記憶-』
- 2001年8月、『凱旋門』ビンダー婦人/パッサージュ -硝子の空の記憶-』(博多座)
- 2001年10月、『愛燃える -呉王夫差-』秀妃/『Rose Garden』
- 2002年4月、『風と共に去りぬ』(日生)キャリーン・オハラ
- 2002年5月、『追憶のバルセロナ』ロザリンド/『ON THE 5th -ヴィレッジからハーレムまで-』
- 2003年1月、『春麗の淡き光に -朱天童子異聞-』濃緑/『Joyfull!!』
- 2003年6月、『春麗の淡き光に -朱天童子異聞-』蘇芳/『Joyfull!!』(全国ツアー)
- 2003年8月、『Romance de Paris』ガブリエル/『レ・コラージュ -音のアラベスク-』
- 2004年1月、『送られなかった手紙』(バウ・東京特別)アリーナ
- 2004年9月、『あの日みた夢に -シカゴ・アンダーワールド・ブルース-』(東京特別・ドラマシティ)ローリー
- 2005年3月、『睡(ねむ)れる月』(シアタードラマシティ・東京特別・福岡特別)三条尹子
- 2005年6月、『霧のミラノ』コンサルヴィ夫人/『ワンダーランド』
- 2005年11月、『銀の狼』ペネロープ/『ワンダーランド』(全国ツアー)
- 2006年2月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』カトリーヌ
- 2006年7月、『アルバトロス、南へ』(東京特別・バウ)
- 2006年9月、『堕天使の涙』シルヴィ/『タランテラ!』 *退団公演
脚注
- ^ a b c 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』P.103 小林公一・監修 阪急コミュニケーションズ 2014年4月1日。ISBN 9784484146010