戸谷松司

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戸谷 松司(とたに まつじ、1921年(大正10年)6月30日[1] - 1999年(平成11年)6月26日[1])は、日本政治家

経歴

1942年(昭和17年)姫路高等学校(旧制)卒。1976年から1983年まで兵庫県副知事を経て、1983年から1995年まで姫路市長を務めた。姫路市長在任中は姫路獨協大学を誘致したほか、日本城郭研究センター姫路文学館の創設など、文化面の施設・制度などの充実に注力し、1989年には姫路百祭シロトピアを実施した。 1995年、勲三等旭日中綬章受章[2]姫路市立美術館館長。1997年、第21回井植文化賞(地域活動部門)受賞。

1999年(平成11年)6月26日、神戸市の病院で心不全のために死去。77歳。

著編図書

  • 「ロシア」から「ソ連」へ 戸谷松司編著 兵庫県ハバロフスク地方経済・文化使節団 1978年
  • 未来の国ブラジル 戸谷松司, 神戸新聞社編集局 編集 神戸新聞出版センター 1979年2月
  • 人と文化と都市 戸谷松司著 (兵庫新書, 6) 神戸新報社 1982年
  • 二十一世紀への力強き前進(戸谷松司講演シリーズ) 新しい姫路を創る会 1986年11月
  • 文化:その都市を育むもの 戸谷松司 著 (随筆・講演集 ; 3) 新しい姫路をつくる会 1988年
  • 歴史文化都市への飛翔: 講演・対話集 戸谷松司 [述]編 竜田市太郎 1993年10月
  • 豪の人、情の人: 人間戸谷松司 小室豊允 著 筒井書房 2001年

脚注

  1. ^ a b 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、307頁。
  2. ^ 「95年秋の叙勲 勲三等」『読売新聞』1995年11月3日朝刊

関係資料

  • 小室豊允の《夢対談》 ”新世紀を語る” 瀬戸内海世界都市姫路の文化づくりを 戸谷松司(姫路市長) 『月刊神戸っ子』1992年1月 ページ付け無 神戸っ子アーカイブ
  • 望月美佐の市長対談 歴史をしのび、自然に想う、文化の庭・好古園 戸谷松司さん(姫路市長) 『月刊神戸っ子』1992年5月 ページ付け無 神戸っ子アーカイブ
  • 藤本統紀子のおしゃれ対談 世界に誇る「姫路城」 祝・世界遺産姫路城記念行事「キャスティバル’94」 戸谷松司さん(姫路市長) 『月刊神戸っ子』1994年4月 ページ付け無 神戸っ子アーカイブ
  • 第21回井植文化賞~地域活動部門~ 姫路市の文化的街づくりに貢献 戸谷松司 『月刊神戸っ子』1997年8月 33ページ 神戸っ子アーカイブ
  • 追悼 戸谷松司氏 姫路白陵会会長・前姫路市長 戸谷さんを悼む(空地啓一・姫路白陵会副会長)『白陵』(旧制姫路高等学校同窓会)20号(2000年2月)36ページ