平山諦
平山 諦(ひらやま あきら、1904年8月13日[1] - 1998年6月22日)は、日本の数学者、和算史研究家。
来歴
千葉県成田生まれ。第二高等学校を経て、1930年東北帝国大学数学科卒業。1950年「和算に関する研究」で理学博士(理学)の学位を取得。林鶴一、藤原松三郎に師事。中学校教師をへて、1941年東北帝大講師。1968年退任。息子は天文学者の平山智啓(東京天文台)。
著書
- 『方陣の話』中教出版、1954年 数学教育叢書
- 『円周率の歴史』中教出版、1955年 数学教育叢書
- 『東西数学物語』恒星社厚生閣、1956年
- 『関孝和 250年祭記念』恒星社厚生閣、1959年
- 『和算の歴史 その本質と発展』至文堂、1961年 日本歴史新書 のち ちくま学芸文庫
- 『学術を中心とした和算史上の人々』富士短期大学出版部、1965年 東西数学シリーズ のち ちくま学芸文庫
- 『関孝和 その業績と伝記』恒星社厚生閣、1974年
- 『和算の誕生』恒星社厚生閣、1993年
編纂など
- 『成田山奉納算額』校訂 成田山霊光館資料室 1961年
- 『会田算左衛門安明』松岡元久共編 富士短期大学出版部、1966年
- 『安島直円全集』松岡元久共編 富士短期大学出版部、1966年
- 『関孝和全集』下平和夫、広瀬秀雄共編著 大阪教育図書、1974年
- 『方陣の研究』阿部楽方共著 大阪教育図書、1983年